リアル重機・災害復興シム『RoadCraft』発表。協力プレイ対応、崩壊した橋や道路を復旧する『MudRunner』シリーズ開発元手がける新作
パブリッシャーのFocus Entertainmentは8月21日、災害復興シミュレーションゲーム『RoadCraft』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、2025年発売予定。ストアページによるとゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。
本作は、自然災害により壊滅した道路や橋などの復旧をおこなうシミュレーションゲームだ。『MudRunner』や『SnowRunner』を手がけたSaber Interactiveが開発を担当し、両作での特徴でもあったリアルな物理シミュレーションが取り入れられているという。
『RoadCraft』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。4平方kmの広さがある8つのマップが用意され、沿岸地域から山岳地帯、砂漠地帯までさまざまな環境のなか、プレイヤーは災害復興企業を営み、建設機械を用いて自然災害からの復興を担う。
建設機械には、障害物の撤去をおこなうブルドーザーや、複数の車両を輸送できる重機材運搬車、コンテナや器材を持ち上げるガントリークレーン、送電網を再接続させる際に活躍する海底ケーブル敷設船など、多種多様な役割をもつものが登場。ストーリー要素のあるキャンペーンモードを進める中で、40種類以上の車両をアンロックできるとのこと。また、ガレージにて色を塗り直すなどのカスタマイズも可能だそうだ。
プレイヤーは契約を獲得してミッションに臨む。災害による厳しい環境のなか、現場へと向かうルートを確保し、数々の課題に取り組むのだ。瓦礫の撤去、欠陥のある設備の取り換え、悪天候による損害を受けた道路や橋の修復、新たな再建用素材を生産するための資源収集隊の派遣などの仕事が待っている。
また、現場での作業を通じて不要な木材や鋼、セメントなどを回収すると、再利用工場で部品に変えることができる。あらゆる瓦礫が再利用可能で、工場や採石場に供給をおこない資源を生産。地図でルートを計画し運搬トラックを導くことで、そうした作業を自動化させられる。そうして復興目標を達成し資金やXPを獲得し、また新たな契約に臨むこととなる。
『RoadCraft』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年発売予定だ。