高難度ジャンプ戦闘アクション『Jump King Quest』9月19日にSteamで早期アクセス配信へ。『Jump King』の続編はオンラインマルチ協力・対戦プレイに対応
デベロッパーのNexileは7月25日、アクションゲーム『Jump King Quest』の早期アクセス配信を9月18日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で9月19日配信となるようだ。
本作は、2019年にリリースされ高い評価を得た縦スクロール・アクションゲーム『Jump King』の続編だ。ドット絵の2Dゲームだった前作から2.5Dスタイルへと進化し、さらにオンラインマルチプレイにも対応する。
『Jump King Quest』は、前作のその後の時代の世界を舞台とし、男たちがふたたびステージの頂上を目指す。本作の世界では、悪の王の存在によって終末の時が訪れつつあり、それを阻止するにはBabe Powerと呼ばれる力を得ることが必要だという。そこで、頂上で待つぴっちぴちのギャル(Smoking Hot Babe)に会うべく、ステージをひたすら登るのだ。
ステージは上へ上へと続いており、配置された足場を伝い登っていく。前作においては、操作が左右の移動とジャンプのみとなっており、位置を微調整してから上の足場へ向かってジャンプするかたちで進行。ジャンプはボタンを押す長さで高さを調整できるが、空中での軌道修正はできず、ミスするとステージを真っ逆さまに落下していくこともある。そうした繊細な操作を求められる難易度の高いゲームプレイは、本作でも健在のようだ。
一方で、前作にはなかった新要素のひとつとして、プレイヤーには体力システムが導入される。落下ダメージなどによって体力が減っていく仕組み。体力が尽きても死ぬことはないが、落下し地面に衝突した際にバウンドし、さらに下方へと落下していってしまうペナルティが与えられるそうだ。
また、本作にはバトル要素も追加される。ステージの道中でモンスターが現れ、武器や盾を手に戦わなければならない。剣や弓、大鎌、棍棒などの武器が用意され、装備は変更可能となるようだ。もちろんバトルにおいても、ダメージを受けて体力を減らさないよう気を配ることが求められるだろう。こうした要素により、本作は前作以上に難易度が高いゲームプレイになるとのこと。
そして、新要素の目玉となるのがオンラインマルチプレイへの対応だ。最大4人でプレイできる模様。マルチプレイでは、皆で協力してステージを進んでいく格好となり、一緒に敵と戦うだけでなく、たとえば仲間の上に乗ってより高い場所へジャンプするような助け合いも可能となる。なおトレイラーでは、バトル時に武器が当たると、味方でもダメージを与えてしまうことがうかがえる。
ただし、ぴっちぴちのギャルから力を授けてもらえるのは1人だけ。皆で頂上に到達したら、そこで生き残りをかけたバトルロイヤルに突入する。なお、本作は引き続きソロプレイも可能である。
早期アクセス配信開始時点では、Act 1部分のコンテンツが提供され、まずはその範囲でゲームバランスの調整やオンラインエコシステムの構築、コンテンツの追加をおこなっていくそうだ。また、この時点ではぴっちぴちのギャルは登場しないとのこと。その後、Act 2以降のステージやストーリーの開発が進められていく計画となっている。
『Jump King Quest』は、PC(Steam)向けに9月19日に早期アクセス配信予定だ。