足引っ張り合い協力落下アクション『Chained Together』、今後のアプデでなんと「ステージ作成機能追加」へ。仲違い険悪化不可避ステージを自分で作れる
デベロッパーのAnegar Gamesは7月24日、『Chained Together』の今後のアップデートにて、ゲーム内レベルエディターを追加すると告知した。いわゆるステージ作成機能である。Steam Workshopを通じて、ステージをシェアできるようになる見込み。
『Chained Together』はギミック溢れるステージを上へと登っていく3Dアクションゲームだ。ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応する。地獄の底から始め、その灼熱の暑さから逃れるため、ステージを上へ上へとできるだけ高くまで登っていく。
本作での特徴的なシステムは最大4人でのマルチプレイにある。というのも、各プレイヤーは2〜3mほどの長さの鎖で互いに繋がれており、常に一緒に行動することが求められるのだ。複雑なステージが続くなかでは、全員の呼吸を合わせて慎重に進むことが重要になるだろう。勝手な行動や、ディスコミュニケーションによる動きの乱れが起きれば、たちまちメンバーを道連れとして落ちてしまうだろう。助け合いになるのか、足の引っ張り合いになるのか、それはプレイヤー次第である。なお、鎖の強さは二段階で調節可能。
本作は6月に配信開始されるや否や大きな人気を獲得。ゲーム配信と相性がすこぶるよく、スマッシュヒットタイトルとなった。同時接続プレイヤー数は10万に近い数を記録したほか、常に1万人以上がプレイする人気ゲームだ(SteamDB)。同作は発売1か月が経過し、開発元はバグ対応などを細かく続けていた。そしてそのかたわらで、レベルエディターを開発していたようだ。
レベルエディターはin-gameとのことで、各パーツを選んだエディタ上に設置していく形式のようだ。形状や座標を選択できるほか、右下にはカラーパレットなども確認できる。今回はいわゆるこっそり出しということで、まだまだ実装は先のようだが、将来的なアップデートでは実装となり、またSteam Workshopを通じてシェアできるようになるとのこと。
『Chained Together』は本編クリアをするだけなら4時間程度(How Long to Beat)とやや短め。まだまだこのシステムで遊びたい人にとっては、ステージ作成機能は嬉しいコンテンツになるだろう。どれだけ嫌がらせのようなステージが量産されるのかも、注目したい。
『Chained Together』は、PC(Steam)向けに配信中である。