3D『Vampire Survivors』風ゲーム『スターノート』今秋Steam正式リリースへ。『Vampire Survivors』開発チームも応援する“3Dヴァンサバ風”
ゲームスタジオcrimは7月18日、現在早期アクセス配信中の『スターノート(STARNAUT)』を今秋正式リリースすると発表した。正式リリースに際しては、さまざまなコンテンツが追加されるようだ。
『スターノート』は、多元宇宙を舞台にしたローグライクアクションゲームだ。全滅した人類を復活させるべく、プレイヤーは宇宙飛行士スターノートとして、地球創生データの詰まったオメガロケットの発射を目指す。
本作では、多元宇宙から無限に侵入してくる敵を殲滅する。ゲームは“ほぼ”オート攻撃で進行。一方で個別撃破をしたい場合は、スナイパーモード(TPSモード)に切り替えることもできるという。なお1プレイは30分以内に完結するとのことで、空き時間を使って遊べることがアピールされている。
敵を倒すと手に入るコインによって、武器を購入したりパワーアップしたりできる。また、宇宙服自体を強化したり、新しいヘルメットを購入したりすることも可能。ステージクリアの為にはオメガロケットを一定数打ち上げ、脱出する必要がある。『Vampire Survivors』のシステムを踏襲しつつ、3Dならではのシステムを載せたゲームに仕上がっている。
本作を手がけるのは、ゲームスタジオのcrimだ。かつてカプコンやクローバースタジオに在籍していた竹安佐和記氏によるスタジオ。竹安氏は『Devil May Cry』のモンスターデザインや『大神』の妖怪デザインを担当。その後活躍の場を移し『エルシャダイ』を生み出したり、『ザ・ロストチャイルド』の開発に参加したり、小説を手がけるなど、多岐にわたる活躍をした実績をもつ。そんな竹安氏率いるcrimが“3Dサバイバー系”として手がけたのが『スターノート』なわけだ。
同作は2月に早期アクセス配信が開始。本稿執筆時点では30件ほどのSteamユーザーレビューが集まり、レビューステータスは「好評」。正式リリースに際しては、武器としては20種類以上追加、ステージは20種類以上、ロストデータも100種類以上追加される。またストーリーもエンディングまで実装される予定だ。
なお『スターノート』の開発においては、『Vampire Survivors』へのリスペクトがあることは度々公言されているが、『Vampire Survivors』側もcrimおよび竹安氏をリスペクトし、竹安氏のサインをもらったことに礼を述べている。オリジナルクリエイターも応援する“3Dヴァンサバ”を一度プレイしてみるといいだろう。
『スターノート』はPC(Steam)にて早期アクセス配信中。今秋に正式リリース予定だ。