カラスいたずらアクション『カラスのおしごと』8月15日配信へ。サンドボックスの町を自由に飛び回って動物のお悩み解決、邪魔する人間には”フン”を落としてイタズラ

デベロッパーのUnbound Creationsは7月17日、アクションアドベンチャーゲーム『カラスのおしごと(Just Crow Things)』を8月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox One。ゲーム内は日本語表示に対応する。

デベロッパーのUnbound Creationsは7月17日、アクションアドベンチャーゲーム『カラスのおしごと(Just Crow Things)』を8月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox One。ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、鳥のカラスとなってステージをめぐり、さまざまな“おしごと”をこなしていく作品だ。困っている動物たちを助けて“カラスマ性”を高めていくことを目指す。

『カラスのおしごと』には、日本風の町やフランスの沿岸地方、ニューヨーク、古代エジプトなど10種類のステージが用意。いずれも小規模ながらオープンな環境となっている。カラスであるプレイヤーはステージを自由に飛び回ることができ、あちこちにいる動物たちのもとを訪れると、タスクをもらうことができる。タスクはスキルを試されるものもあれば、知力が試されるもの、あるいは“マジでしょうもないもの”もあるという。

タスクの例としては、指定されたアイテムをくわえて集めてきたり、迷子の子供を探してきたり、ステージ内を巡るレースに挑戦したりなどさまざま。カラスは、アイテムなどをくわえて運ぶことができるほか、アイテムの種類によってはくわえながら固有のアクションが可能。たとえば、バットなら振ることができ、ガストーチなら炎を噴射、スプレー缶であればグラフィティを描くことができる。そうしたアイテムを駆使するタスクも存在するようだ。

そしてタスクをこなすごとにカラスマ性が高まっていき、100まで貯めると次のステージがアンロックされる。各ステージではカラスマ性を最大150まで稼ぐことが可能で、残されたタスクに挑むも、次のステージへ向かうも自由だ。

 


カラスならではのアクションとして、フンをすることができる。ステージ内には人間もおり、彼らの頭の上に空からフンを落としてやると、慌てふためく様子を楽しむことができる。また特定のオブジェクトは、フンを直撃させると破壊される。人間の中にはカラスを敵視している者もおり、彼らにイタズラをしたり、街を大混乱に陥らせたりすることも本作の楽しみ方のひとつだ。

フンを落とせる回数は基本的に有限となっており、ステージ内に存在する食べ物を食べることで補充可能。その食べ物の種類によって、普通の白いフンのほか、炎上するスパイシーなフンや、当てた対象を凍らせるキンキンに冷えたフンなどに変化する。タスクによっては、こうした“うんちモード”の使い分けが求められるのだろう。

本作にはこのほか、主人公のカラスのカスタマイズ要素も存在。体の色や、首に巻いているスカーフの色を変えたり、さまざまな帽子をかぶせたりでき、カスタマイズアイテムはステージクリア時などにアンロックされる。


本作の開発元Unbound Creationsは、アドベンチャーゲーム『ヘッドライナー:ノヴィニュース』や、雲になってイタズラを仕掛ける『レインパレード: イタズラ雲の冒険』、リーフブロワーで落ち葉を吹き飛ばすアクション『リーフブロワーパーソン』などで高い評価を得ているスタジオだ。近年はどちらかというとユーモア溢れる作品を手がけることが多く、本作『カラスのおしごと』にはそうした過去作とのちょっとしたコラボ要素も存在するようだ。

『カラスのおしごと(Just Crow Things)』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox One向けに8月15日配信予定。Steamでは体験版が現在配信中だ。なお本作は、PlayStationプラットフォーム向けにも今後リリースされる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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