ツインスティックSTG『雷電NOVA』発表、10月31日発売へ。『雷電』の世界観を踏襲し、全方位シューティングに生まれ変わる
モスは7月11日、シューティングゲーム『雷電NOVA』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS5/PS4で、10月31日発売予定。価格はダウンロード版・パッケージ版共に4800円。また数量限定特装版は8300円(いずれも税込)となっている。
本作はシューティングゲーム『雷電』シリーズの最新作だ。モスは『雷電III』以降のシリーズ作を多く手がけていることで知られ、従来は縦スクロールシューティングであったが、本作ではツインスティックシューティング形式が採用されている。
『雷電NOVA』は、『雷電』の世界観を踏襲しながら、新たなゲーム性を加えたタイトルとして開発されているという。ステージでは全方向から敵が襲来し、プレイヤーは左スティックで自機を操作し、右スティックで狙った方向へ射撃して迎え撃つ。ゲームモードには、ボスも登場する全6ステージを戦うアーケードモードと、任意のステージでできるだけ長く生き残ることを目指すアンリミテッドモードが収録される。なお、本作にはコンティニューはない。
敵機を撃破するたびに経験値を獲得でき、一定以上貯めてレベルアップするとスキルを強化できる。スキル強化は、メインウェポン・オプション・パワーアップの3項目の中からランダムに3〜4つ提示され、そこから選択するかたちとなる。
メインウェポンは、バルカン・レーザー・プラズマの3系統が存在し、パワーアップに応じて威力と攻撃範囲が変化する。オプションは、自機に追従して自動で攻撃してくれる装備。こちらも複数の系統があり、最大6つまで装備可能だ。そしてパワーアップでは、攻撃力や耐久力など自機のさまざまなステータスを強化できる。
プレイ中にはミッションが発生することがあり、指定されたクリア条件を達成することで報酬を獲得。レアなボーナスミッションも存在し、こちらをクリアすると、高確率でボーナスミッションが発生するラッシュ状態に入ることがあるそうだ。このほか、機体の購入や強化など、恒久的なパワーアップ要素も用意されている。本作には、『雷電』から『雷電V』までに登場する、すべての機体が収録されるとのこと。
こうしたゲームシステムから、本作は『Vampire Survivors』などに代表される、いわゆるサバイバー系の作品といえるかもしれない。サバイバー系でありつつ、シューティングゲームとしての『雷電』らしい要素を組み合わせているようだ。
本作のパッケージ版について、初回生産特典として『雷電』仕様スペシャル着せ替えジャケットと『雷電』仕様特製ステッカーがプレゼントされる。そして数量限定特装版には初回生産特典に加え、『雷電』シリーズメインコンポーザーの佐藤豪氏監修オリジナルサントラCD、『雷電』アクリルブロック(Nintnedo Switch版『雷電』/PS4版『雷電II』/PS5版『雷電DX』)、着せ替えジャケットが同梱。天神英貴氏描き下ろしのALL『雷電』スペシャルボックス仕様となる。また、店舗特典も用意されるとのこと。
『雷電NOVA』は、Nintendo Switch/PS5/PS4向けに10月31日発売予定だ。なお7月14日17時には、高田馬場ゲーセンミカドにて本作の発表会がおこなわれ、開発者によるゲーム紹介やプレイなどが実施される。詳しくは上に掲載したゲーセンミカドのポストを参照してほしい。