カプコン/SNK作品の影響受ける2D対戦格闘ゲーム『Blazing Strike』10月17日配信へ。ブロッキングや独自ゲージシステムを採用


パブリッシャーのAksys Gamesは7月6日、RareBreed Makes Gamesが手がける2D対戦格闘ゲーム『Blazing Strike』を、10月17日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4。

本作は、『スーパーストリートファイターII X』や『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』、また『ヴァンパイア』『KOF』『餓狼伝説』『龍虎の拳』『CAPCOM VS. SNK』シリーズなど、カプコンやSNKの主に1990年代の人気タイトルから影響を受けて開発中の作品だ。


『Blazing Strike』には、それぞれ個性的な14体のプレイアブルキャラクターが収録され、3体の隠しボスも登場。ストーリーモードや、ロールバック方式のネットコードGGPOを採用するオンライン対戦などを楽しめる。また、自身のプレイスタイルを学習させることができるPersona AIと呼ばれるシステムがあり、ほかのプレイヤーが育てたものを含むAIキャラクターと対戦することもできるという。

本作については、2019年にKickstarterにてクラウドファンディングが実施されており、当時公開された情報によると、弱・中・強のパンチおよびキックを4ボタンで使い分ける操作システムが採用される。一方防御アクションには、ガード・ブロック・パリィが存在。ガードは、ほぼすべての攻撃を防げるが、投げは防げない一般的なもの。ブロックは何も入力しないことで発動し、通常攻撃と投げを防御できる。そしてパリイは、『ストリートファイターIII』シリーズのブロッキングに似たシステムで、完璧なタイミングで入力すると自動的にカウンター攻撃を繰り出すそうだ。


また本作には、Rush Triggerと呼ばれるシステムが存在。専用ボタンにてRush Triggerを発動すると、キャラクターがスピードアップし、一気に間合いを詰めたり、素早いコンボを叩き込めたりできる。Rush Triggerは専用のゲージを消費し、ゼロになると一定時間よろめいてしまう。なお、別のゲージを消費する超必殺技なども用意されているようだ。

本作の開発元RareBreed Makes Gamesは、インディー開発者のmarkarotGC氏の個人スタジオ。同氏は4年の開発を経たうえで、2019年に本作のKickstarterキャンペーンを実施したものの目標金額には届かず、その後Aksys Gamesのサポートを得て開発が継続された。当初は2022年春の発売が計画されていたが延期され、このたびついに発売日が決定した。


『Blazing Strike』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4向けに10月17日配信予定だ。なお、コンソール版の日本でのリリースの有無については現時点では不明。Aksys Gamesの取扱タイトルは、日本ではパートナーとなる販売元から発売される例が多いため、国内向けには別途発表があるかもしれない。