本格農業シム『ファーミングシミュレーター 25』発表、11月12日配信へ。新たに「東アジア地域」登場、水田での稲作など新要素実装でパワーアップ
デベロッパーのGIANTS Softwareは6月25日、農業シミュレーションゲーム『Farming Simulator 25』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、11月12日配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、農業シミュレーションゲーム『Farming Simulator』シリーズの最新作だ。新規要素として、東アジア地域での農業要素などが導入されるという。
『Farming Simulator 25』は、ソロプレイおよびオンライン協力プレイに対応。実在メーカーのさまざまな機械を使って、広大な土地でのリアルな大規模農業体験を楽しめる。シリーズの過去作と同じく農業だけでなく、畜産業や林業といった幅広い業種を通じて、自らの農場を管理・発展させていくシミュレーションゲームとなる。
基本的なゲーム内容の詳細については今後発表されるが、本作からの新規要素として、水田で稲を育てることができる東アジア地域が導入されることが明かされている。広大で開放的な環境の北アメリカや、池と川の間に緑豊かな野原が広がる中央ヨーロッパでのプレイも可能だ。
新たな農作物としては、2種類の米やほうれん草が例として挙げられており、あわせて20種類以上の作物が収録予定。また家畜については、牛や羊、豚、ニワトリ、馬などに加え、巨大なバッファローなどが登場するという。ほかにも、新たな生産チェーンや建設ミッションの導入もおこなわれる。
プレイヤーが扱うことのできる農業機械には、Case IHやCLAAS、Fendt、John Deere、Kubota、 Massey Ferguson、 New Holland、Valtraをはじめとした実在メーカーとライセンスを結び、400を超えるマシンやアイテムが収録。こちらも本作から追加されたものが存在するそうだ。
このほか、独自エンジンGIANTS Engine 10によるグラフィックと物理演算の改善も本作の特徴として挙げられている。全般的に技術が向上したことにより、距離に応じて変化する色の濃淡、時間帯によって伸縮する影、天気のダイナミックな効果、地盤変動などが表現されるという。また同エンジンは、Modとの親和性が高いこともアピールされている。
『Farming Simulator 25』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに11月12日配信予定だ。本稿執筆時点では、Epic GamesストアとXbox Series X|S版の予約受付が開始されており、価格はPC(Epic Gamesストア)版が4880円、Xbox Series X|S版が6700円(共に税込)となっている。