『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は8月29日発売へ。新たなプレイ可能キャラクターのほか、お馴染みの精霊やキャラクターなど新情報どどんと公開
スクウェア・エニックスは6月12日、『聖剣伝説 VISIONS of MANA』を8月29日に発売することを発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam/Windows)およびPS5/PS4/Xbox Series X|S(Steam版は8月30日発売予定)。さらに発売日のほか、本作に登場する新たなプレイアブルキャラクターをはじめとした新情報も発表されている。
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、『聖剣伝説』シリーズの完全新作だ。本作は三人称視点のアクションRPGとなり、冒険の舞台にセミオープンフィールドを採用。主人公のヴァルたちが、マナの樹を目指す冒険の過程で、さまざまなロケーションをシームレスに巡っていく。
このたび、本作に登場するプレイアブルキャラクターとして、水の都エリスタニアの若き女王パルミナと、樹の里ヴィラルスで暮らす種族「草人」であるジュリが新たに発表された。なお、これまでにプレイアブルキャラクターとして発表されていたのは、主人公のヴァルと、彼と旅を共にするカリナ、モートレアの3人。彼らに、パルミナとジュリの2人を加えた5人が本作のプレイアブルキャラクターとなるようだ。
一方、バトルパーティーは3人編成の、これまでのシリーズを踏襲したかたちとなるそうだ。5人の中からどの3人をバトルに参加させるかは自由に選べるようで、バトルに参加していないメンバーにも、経験値は等しく加算されるという。そのため、控えのメンバーを使いたいとき、わざわざレベル上げをしないといけないという手間がなく、いつでも好きなメンバーでバトルを楽しむことができるそうだ。
また、プレイアブルキャラクターのほか、カメに似た生き物ブースカブーと聖獣フラミーがヴァルたちの旅を助ける仲間として登場するようだ。ブースカブーとフラミーのどちらも「聖剣伝説」シリーズお馴染みのキャラクターであり、それぞれ海や空を自由に移動することができる、冒険の手助けをする存在だ。
本作には、これまでの『聖剣伝説』シリーズを踏襲した要素のひとつとして、クラスチェンジシステムが用意されている。クラスは、「精霊器」と呼ばれる精霊の力を宿した不思議な道具を装備することによって変化させることが可能。これまでに風の精霊ジン、月の精霊ルナの精霊器が登場することが発表されており、今回さらに新たな精霊器が登場することも発表されている。
今回発表された精霊器は、水の精霊ウンディーネの力を宿したウンディーネボトル、木の精霊ドリアードの力を宿したドリアードワンド、火の精霊サラマンダーの力を宿したサラマンダーキャンドルの3つだ。いずれも『聖剣伝説』シリーズお馴染みの精霊にまつわる精霊器である。同じ精霊器でも、装備させたキャラクターによってクラスの個性が変わる上に、同じ精霊器を複数キャラクターに装備させることができないため、どの精霊器をどのキャラクターに装備させるべきか頭をひねることになりそうだ。
また、精霊器に関連する「エレメントボード」というシステムも発表。エレメントボードは、各属性の精霊器を入手することで開放される機能で、「EP」と呼ばれるポイントを使用することで精霊器が成長する。そして、MPを消費して繰り出す強力な特技や、ステータス強化をはじめとした戦闘有利になる効果が得られるアビリティが習得できるシステムだ。ちなみに、エレメントボードを最大まで成長させることで、精霊器を装備していない状態である「基礎クラス」も強化されるという恩恵もあるという。
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、PC(Steam/Windows)およびPS5/PS4/Xbox Series X|S 向けに8月29日発売予定(Steam版は8月30日発売予定)。サウンドトラックCDやラムコぬいぐるみが付属するe-STORE専売の「コレクターズエディション」も同時発売。また、ダウンロード版の「デジタルデラックスエディション」は、各種インゲームアイテムのほか、早期購入特典として24時間アーリーアクセス権が付属される。