“戦闘なし”終末世界冒険ゲーム『Caravan SandWitch』発表。愛車のバンに乗って世界を巡り、遺跡探索しながら失踪した妹の謎を追う

Dear Villagersは5月30日、Studio Plane Toastが手がける『Caravan SandWitch』を発表した。対応プラットフォームはPC/Nintendo Switch/PS5で、2024年内に配信予定。

パブリッシャーのDear Villagersは5月30日、Studio Plane Toastが手がけるアクション・アドベンチャーゲーム『Caravan SandWitch』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS5で、2024年内に配信予定。

本作は、フランス・プロヴァンス地方をモチーフにしたSF世界を冒険する作品だ。主人公は行方不明の妹を探して、バンに乗って旅をする。


『Caravan SandWitch』の舞台となるシガロと呼ばれる惑星には、緑生い茂る地域から人類による過剰開発で砂漠化した地域まで、さまざまな環境が存在。人類がかつておこなった過剰開発による影響が残る終末後の世界とされているものの、人類がほかの惑星に移住した後も残り続ける人々や、先住民族、また惑星探索後に残されたロボットたちが平和に暮らしているという。

本作にてプレイヤーは、シガロの人々と出会い彼らの仕事を手伝いながら、さまざまな地域を探索する。シガロにはのどかな雰囲気の場所もあるが、空には大きく渦を巻く不気味な雲があり、荒廃した文明の痕跡なども残る不思議な世界。また古代遺跡も存在し、プレイヤーは各地を巡り探索するなかで、妹の失踪に隠された真実を解き明かしていくことになるそうだ。


遺跡や建造物の内部などでは、オブジェクトをよじ登ったりジップラインを使ったりなど、アクションゲーム的なゲームプレイにて探索することになる模様。一方で、長距離の移動には愛車のバンを使うことができる。バンは荒れた地形を走破できるほどパワフルで、さらにさまざまな装備を搭載可能。現時点では詳細は不明だが、スクリーンショットなどではレーダーにて周囲をスキャンしたり、グラップリングフックのようなツールを射出して大きなオブジェクトを引っ張ったりしているようなシーンが確認できる。

このバンは、冒険や探索を通じてアップグレードし必須ツールを装備可能。これによって、また新たな道や遺跡を切り開くことができるとのこと。トレイラーでは、現地民のガレージにバンを持ち込んでいる様子がみられる。遺跡などで発見したパーツを持ち帰ることで、バンをアップグレードできるのかもしれない。本作では、ほかにもさまざまな人との出会いがあり、誰もが穏やかに暮らせるよう彼らに手を貸すことになる。


本作は戦いも死も制限時間もなく、誰もが楽しめる作品とのこと。また脚本は、人々にそれぞれの考えがあるリアルなコミュニティを表現し、すべてのプレイヤーに向けて制作しているという。一方で、消えた主人公の妹の謎など、ミステリアスな要素も本作の特徴となる模様。本作のタイトルにもある「サンドウィッチ」も、謎に満ちた存在として登場するようだ。

『Caravan SandWitch』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS5向けに2024年内に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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