エイリアン調査ドライブSFゲーム『I Want to Believe』発表。アメリカの田舎町で住民に紛れた地球外生命体を探し出し、痕跡もろとも始末する
デベロッパーのFang’s Labは5月14日、アメリカ田舎町エイリアン調査ゲーム『I Want to Believe』Steamストアページを公開した。同ページによれば、2024年の第4四半期中にリリース予定とのこと。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『I Want to Believe』は、1990年代の雰囲気漂うアメリカ北部の田舎町を舞台に、地域住民に化けた地球外生命体を探し出し始末していくSFアクションゲームだ。プレイヤーは古いピックアップトラックを運転し、町のあちこちを行き来しながらエイリアンと思しき人物を特定していく。町に紛れたエイリアンは一匹だけでなく、複数の個体が潜伏しているといい、彼らは人類にとって有害な存在であるとのこと。
ゲームプレイは三人称視点の運転パートと、一人称視点で展開される調査パートから構成されているようだ。運転パートでは地図を片手に現在の地点を確認しつつ、箱やドラム缶などを荷台に乗せて目的地を目指していく。整備された道路のみならず、時にはワイルドに木々の中を進んでいく場面もあるようだ。しかしながら無茶な運転をすると車が横転してしまう事態も発生することや、ガソリンスタンドで給油をおこなう必要もあることがトレイラーからうかがえた。
調査パートではUFOのステッカーが貼られたポラロイドカメラを手に、屋外から屋内までさまざまな場所で撮影をしてエイリアンに関する証拠を集めていく。作中には時間や資金の概念が設けられており、フラッシュライトなどのアイテムも使えるようだ。住民たちと親しくなったり行動を観察したりすることでもヒントが得られるそうだが、町の警察はエイリアンの存在を信じておらず、協力を仰ぐには苦労するのが予想される。
また、特定したエイリアンは痕跡を完全に消す必要があるとのことで、銃や車によって息の根を絶つほか、肉体の処理もおこなわなければならない。身体をトラックの荷台で運び作業場の浴槽に入れ、危険と書かれたドラム缶から緑色の液体をかけて肉を溶かすといった、隠蔽行為までが一連の流れになっているようだ。ストアページによるとプレイヤーが自らすべき行動やその方法を考えて発見するタイプの作品とのことで、運転や調査以外に、身を隠して行動するステルスゲームの要素も含まれているという。
『I Want to Believe』はPC(Steam)へ向け、2024年第4四半期中にリリース予定だ。