オープンワールド猫アドベンチャー『Little Kitty, Big City』売上10万本突破。日本風マップで遊ぶネコのかわいさが世界に広まる

Double Dagger Studioは5月12日、猫アドベンチャーゲーム『Little Kitty, Big City』の売り上げが10万本に到達したと発表した。発売から48時間での記録とのこと。

デベロッパーのDouble Dagger Studioは5月12日、猫アドベンチャーゲーム『Little Kitty, Big City』の売り上げが10万本に到達したと発表した。発売から48時間での記録とのこと。

本作は、子猫を主人公とするアドベンチャーゲームだ。マンションの高層階で暮らす子猫は、窓辺で昼寝をしていたところ、寝ぼけて地上へと落下。そして家に帰るために小さな冒険をすることとなる。

『Little Kitty, Big City』では日本風の街が舞台となり、オープンな環境で表現された一定のエリアを、プレイヤーは子猫となって自由に探索できる。家に帰るには、マンションの壁にあるツタをよじ登っていく必要があるが、お腹が空いている子猫には難しい。そこで街を探索し、好物の魚を探しては食べて、少しずつスタミナをつけていくこととなる。

また、街にはさまざまな動物が暮らしており、彼らと交流するなかでサブクエストを請け負える。たとえば、はぐれた小ガモたちを探して親ガモのところに連れて行ったり、カラスが“キラリ”と呼ぶ金属製のゴミを集めたり。キラリは街のあらゆる場所に隠されており、集めてカプセルトイ自販機まで持っていくと、子猫の衣装アイテムである帽子と交換可能だ。

街には人間もおり、通常は特に関わることはないが、クエストによっては人間にちょっかいを出したり、上手く誘導したりといったことが求められる。本作にはほかにも、実績解除条件を含めさまざまな収集要素が用意されている。


本作は、PC(Steam/Microsoft Store)/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けに5月10日に配信開始。それからわずか48時間で、売り上げ10万本を記録したとのこと。本作は、サブスクリプションサービスのXbox/PC Game Pass向けにも発売日から提供されているため、総プレイヤー数としては10万を大きく上回っていることだろう。

本作の評価に目を向けてみると、レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアは79。またSteamのユーザーレビューは、本稿執筆時点で約1600件が投じられ、その内の94%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。本作はボリュームは比較的小さいものの、探索しがいのある日本風マップや、猫をはじめとしたかわいい動物表現、また誰もが楽しめるやさしい世界観のゲームプレイなどが評価されている。こうした評価の高さも、早々に10万本を売り上げることにつながったものと考えられる。


『Little Kitty, Big City』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。なお開発元によると、現在は本作のバグ修正に取り組んでおり、随時パッチを配信するとのこと。また、特に日本の実況配信者からの問い合わせがあったとして、本作のゲームプレイは全編自由に配信可能であるとの声明も出されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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