功徳積みクリッカーゲーム『功德木鱼』発表。木魚を叩いて健康や未来への希望を願ったり、カスタム祈りテキストを追加して何でも祈れる

デベロッパーの木心工作室は5月5日、功徳積み木魚クリッカーゲーム『功德木鱼』をPC(Steam)向けにリリースすると発表した。

デベロッパーの木心工作室は5月5日、功徳積み木魚クリッカーゲーム『功德木』をPC(Steam)向けにリリースすると発表した。


『功德木鱼』は、画面をクリックして木魚を叩き、功徳を積んでいくクリッカーゲームだ。クリックのたびに「ポク」「ポク」と気持ちのよい音が鳴り、画面左上に表示された功徳カウンターが上昇する。本作は功徳を積むと同時に、プレイヤーの心の状態を静かで穏やかなものにすると説明されている。


また木魚を叩いた際には、家族の健康や希望に満ちた未来を願うものなど、さまざまな祈りを込めたテキストも代わる代わる現れるようだ。本稿執筆時点では対応言語は中国語(簡体字)のみと伝えられているものの、プレイヤー独自のカスタム祈りテキストも追加できるという。「ルームメイトのいびきが今年は治りますように」といった願いがストアページでは例として挙げられている。テキストの文字数には上限が設定されていないとのことで、ひとつのメッセージに複数の願いを含ませ、祈りの効率化を図るようなプレイスタイルも許されているのかもしれない。


なお本作は仕事や勉強中、あるいは他のゲームを遊びながらでもプレイが可能だと謳われており、願いを叶えるためには木魚をとにかく叩き続けることが推奨されている。ミニマルな表現のクリッカーゲームに見受けられるが、功徳を積む行為による瞑想的な効果や、願いや祈りの成就という要素がゲームプレイへのモチベーションにもつながりそうだ。本作に惹かれるところがある方は、ウィッシュリストに登録して配信の開始を待つとよいだろう。

『功德木鱼』は、PC(Steam)向けにリリース予定だ。具体的な配信日は本稿執筆時点で明らかとなっていない。

Yuta Tanaka
Yuta Tanaka

本や映画や演劇と同じように、ゲームは世界と自分をつなぐもの。誰もが気楽に出入りできるゲームの浅瀬を広げていくことに、少しでも関われたらうれしいです。

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