三目並べ発展拡張ゲーム『ComplexToe』発表。巨大なマス目に印を並べて勝利を目指す、オンライン対戦にレベルエディターまで要素が超豊富
ゲームデベロッパーのJosefは4月27日、三目並べを発展させた拡張型ストラテジーゲーム『ComplexToe』をPC(Steam)向けにリリースすると発表した。
『ComplexToe』は、3×3マスの格子の中にマルとバツの印を交互に入れていき、タテ・ヨコ・ナナメのいずれかの列を先に完成させた側が勝者となる「三目並べ遊び」に、さまざまな要素を追加して発展させたストラテジーゲームだ。ローカル環境やオンラインでのPvP対戦にも対応している。なお英語では三目並べを「Tic Tac Toe」と呼ぶことから、本作のタイトル名は「複雑な三目並べ」といった意味合いを持つ。
本作は通常の三目並べのルールや形式とは異なり、盤面となる格子の規模が3×3マスにとどまらないのが大きな特徴だ。ストアページ内のスクリーンショットからは、少なくとも25×25マスの格子が作中に登場することが確認できる。また、格子の中には印入れが不可能なマスの存在も見受けられた。このため一列すべてに印を入れて埋め上げるのが目的ではなく、「win combinations」という各種の配置パターンを並べて完成させるのが、作中の対戦における勝利条件となるようだ。
またゲームプレイとしては、AIとの対戦によりマップを進行していくシングルプレイヤーモード、ローカルとオンラインの両環境による対人戦が用意されており、オンライン対戦では相手にチャットでメッセージを送ることも可能。このほか、カスタマイズした独自のステージを全世界のプレイヤーと共有できるレベルエディター機能や、指定されたミッションを達成するデイリーチャレンジ、実績を開放していくアチーブメントといった要素も設けられていて、幅広い遊びかたが楽しめそうだ。
さらに、作中に含まれた複数の音源が対戦時には再生可能で、レベルエディターではBGMとして流す楽曲もその中から選択できるという。同機能では格子の背景の色や勝利するために必要なポイント数、持ち時間の秒数から演出として画面上に表示されるアイコンマークに至るまで、多様な設定を好みにあわせて調整可能な仕様がうかがえる。なおローカル環境でのステージをすべてクリアすると新たに秘密の要素が解禁されるとのことで、これまで挙げた以上のさらなる奥行きも示唆されている。
『ComplexToe』は、PC(Steam)へ向け5月10日にリリースを予定だ。対応言語は本稿執筆時点で英語のみが予定されている。