ハイスピード・テレポートアクション『Telebbit(テレビット)』正式発表。飛んだ勢いそのまま瞬間移動、復讐に燃えるウサギが地下を駆け巡る

HYPER REALは4月16日、アクションゲーム『Telebbit』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S。2024年内に配信予定で、日本語表示に対応。

パブリッシャーのHYPER REALは4月16日、IKINAGAMESが手がけるアクションゲーム『Telebbit(テレビット)』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|Sで、2024年内に配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。


『Telebbit(テレビット)』は、高い知能をもつウサギを主人公とするアクションゲームだ。舞台となる3023年の世界では、戦争や環境汚染、伝染病がはびこり、人類は地下に追いやられた状態にある。そこで人類は、地面と大気の接触を減らした個人移動手段として「テレポーター」を研究。その安定性の検証のための動物実験にて、あるウサギの頭に高性能CPUが装着される事故が発生し、ウサギは自分を苦しめた人間たちへの復讐に乗り出す。

本作にてプレイヤーは、テレポーターを自在に操る能力を得たウサギとなり、8つの環境の地下世界で構成された研究所からの脱出に挑む。テレポーターは、壁や天井などを狙って射出することで、その場所へと瞬間移動できる能力だ。これにより、ジャンプでは届かない高所や遠く離れた足場、あるいはウサギが通れない障害物の先へと移動できる。ただし、テレポーターを射出できるのは、ステージ内の白く綺麗な部分に限られる。


テレポーター使用時には、たとえば移動直前にウサギがジャンプしていれば、その上方向への加速が移動後も維持される。ステージ内には、より高く飛べるスプリングが配置されていることがあり、移動してすぐ飛び上がれるこの仕組みを上手く使わないと突破できない場所も存在する。ステージにはほかに触れるとミスになる障害物が配置され、テレポーターを連続使用して突破しなければならない場面も。なお、テレポーターは着地するまでに最大5回まで連続使用可能だ。

ステージ内には、テレポーターに新機能を追加する設備も存在。たとえば、通常は射出した場所へ即時に瞬間移動するところ、テレポーターを壁などに付着させ、任意のタイミングで移動することが可能になったり、レーザーを撃てるようになったりする。レーザーは、特殊なブロックの破壊や、ボスへの攻撃に使えるほか、空中で下に向けて撃つと2段ジャンプになる。使用するには、あらかじめ敵側のロボットなどをテレポーターを使って破壊し、バッテリーをチャージしておくことが求められる。


素早く的確にテレポーターを駆使するスピード感あるアクションが特徴となる模様。また開発元によると、本作は学ぶのは簡単であるがマスターするのは難しく、根気と努力が求められるゲームプレイになるという。なお本作には、タイムアタックが可能なスピードランモードも収録される。このほかゲームを進めるなかでは、テレポーターの研究者などによるカットシーンを通じて物語が展開されるようだ。

『Telebbit(テレビット)』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年内に配信予定だ。Steamでは体験版が配信されている。また本作は、東京都立産業貿易センター浜松町館にて5月4日に開催されるイベント「東京ゲームダンジョン5」に出展され、HYPER REALブースにて試遊できる予定となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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