ドット絵冒険アクション『Castaway』発表。宇宙生物に連れ去られたペットを救う『ゼルダの伝説』風アクション

Canari Gamesは4月4日、『Castaway』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

デベロッパーのCanari Gamesは4月4日、アクション・アドベンチャーゲーム『Castaway』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。


『Castaway』は、クラシックなドット絵ビジュアルを採用した2Dアクション・アドベンチャーゲームだ。主人公のマーティンは、宇宙船が未知の島に墜落し、忠実なペットが敵対的な生物によって連れ去られてしまったことで、救出すべく冒険に繰り出す。

本作は比較的小規模な作品となるそうで、収録ゲームモードのひとつストーリーモードでは、3つのダンジョンの攻略を目指す。プレイヤーは武器である剣を取り戻したのち、島を探索。剣は敵を直接攻撃できるほか、敵が放つ弾を弾き返すことも可能だ。エリアによっては、この弾きスキルを上手く活用することが求められる様子である。

また、敵への攻撃だけでなく特定の岩を砕くことができるつるはしや、途切れた道などを飛び越えられるグラップリングフックといった装備も登場。ステージにはちょっとしたパズル要素も存在し、公開されたトレイラーからは、ビジュアルも含め、『ゼルダの伝説』シリーズの初期作品を彷彿とさせるゲームプレイになることがうかがえる。


各ダンジョンのボスを倒してストーリーモードをクリアすると、サバイバーモードがアンロックされプレイ可能になる。サバイバーモードは、ステージを攻略しながら50階建ての塔を登っていくという内容で、各フロアには敵やトラップなどさまざまなチャレンジが待ち受けている模様。ステージ内でコインを集めてレベルアップすると、攻撃力アップや体力回復などの報酬を獲得できるようだ。

また、本作にはスピードランモードも収録され、クリアタイムを競うことができる。このほか、敵のいない平和主義モードや無敵モード、難易度の高い不公平モードといったモード選択もあり、本作は幅広いゲーマーが楽しめる作品になるそうだ。


本作の開発元Canari Gamesはカナダ・モントリオールに拠点を置くインディースタジオ。設立者のJohan Vinet氏は、これまでに『Shovel Knight Showdown』や『Rivals Of Aether』など数多くのインディーゲームに携わった実績をもつ人物で、昨年に同スタジオとしてのデビュー作『LUNARK』をリリース。非常に高い評価を獲得している。

『Castaway』は、PC(Steam/itch.io)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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