龍が如くスタジオが『龍が如く』新作を開発中と発表。“極3”ではないけど、そっちもいつか作ると思う
龍が如くスタジオは4月1日、『龍が如く』シリーズの新作を開発中であることを発表した。同スタジオのYouTube番組「龍スタTV」の第29回にて明かされた。
龍が如くスタジオは、セガの社内チームだ。今年1月26日に最新作『龍が如く8』が発売となった『龍が如く』シリーズや、タレントの木村拓哉氏が主演を務める『ジャッジアイズ』シリーズなどを手がけている。また同スタジオは、ユーザーへ情報を届ける「龍スタTV」などの放送を定期的におこなっている。「最新グッズ紹介&重大発表SP」と題した今回の放送は、『龍が如く8』で不二宮千歳役を務めた声優の伊波杏樹さんがゲストとして出演している。
番組冒頭、MCの樋口きらら氏より番組後半に重大発表があることが伝えられた。その言葉を受けつつ、コメント欄の盛り上がりを見た横山氏は、「本当の重大発表はRGG SUMMITなどでやるので、“そんなもの”だと思ってください」とあらかじめ前置きして番組が進行。前半では、伊波杏樹さんに『龍が如く8』出演にまつわる一問一答を実施。開発やボイス収録などにまつわるトークが繰り広げられた。
そして番組後半、同スタジオの代表を務める横山昌義氏より『龍が如く』シリーズの新作を制作していることが発表された。あわせて、新作出演者のオーディションが開催されることも発表となった。オーディションがどういったものかといった詳細は明かされていない。横山氏が出したヒントによると、『龍が如く7外伝』の際におこなわれた「生キャバ嬢オーディション」に近いものであり、一般の人も応募できるとのこと。非公開でおこなわれる主演クラスの登場人物のオーディションとは別物であるという。詳細については後日発表になるそうで、今回の発表はそれに向けて応募者へ事前準備を促すためだったそうだ。
また、新作について詳細は語られなかったものの、横山氏によると「面白そう」であるとのこと。さらに、視聴者コメントに反応するかたちで、横山氏が「極3ではない」と言及した。
『龍が如く』シリーズはリメイクもおこなわれており、それらは『龍が如く 極』シリーズとして発売されている。本稿執筆時点で、『龍が如く 極』『龍が如く 極2』『龍が如く 維新! 極』の3作品が発売中。横山氏の言う「極3」は、そのリメイクシリーズ新作を指す言葉だ。
今回の新作が『龍が如く 極3』ではないことが、スタジオ代表の横山氏の口からはっきりと明かされた。一方で同氏は「どっかのタイミングでやると思いますよ」とも発言。龍が如くスタジオとしては、『龍が如く 極』シリーズのさらなる展開も視野に入れているようだ。『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く8』発売からまだ約2か月しか過ぎていない中、シリーズ新作の開発が明らかになったことは、嬉しいところだろう。『龍が如く』シリーズの新作なのか外伝なのか、それとも『龍が如く3』以外の「極」なのか、さまざまな想像ができるが、龍が如くスタジオからの続報を待ちたい。
『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く8』は、PC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。