『ゼルダの伝説』を思わせる『Oceanhorn』の続編発表、三人称視点の3Dアクションアドベンチャーに。前作はコンソール機移植へ

フィンランドに拠点を構えるCornfox & Brosは今月22日、『Oceanhorn 2: Knights of the Lost Realm(以下、Oceanhorn 2)』を開発中であることを明かした。『Oceanhorn(オーシャンホーン)』は2013年にモバイル向けに発売されたアクションアドベンチャーゲーム。

フィンランドに拠点を構えるCornfox & Brosは今月22日、『Oceanhorn 2: Knights of the Lost Realm(以下、Oceanhorn 2)』を開発中であることを明かした。『Oceanhorn(オーシャンホーン)』は2013年にモバイル向けに発売されたアクションアドベンチャーゲーム。その独特のデザインやグラフィックからはクォータービュー版『ゼルダの伝説』と表現されることも多々あった。その前評判に違いなく、『Oceanhorn』はユーザーインターフェースからダンジョンデザインまで“そのままゼルダ”となっており、ある種インスパイアの域を超えた類似作品と言ってもいいだろう。肝心の内容はというと、人気フランチャイズ作品をなぞっているだけあり、グラフィックも高水準かつフィールドやダンジョンもよく練られており、完成度は高い。当初はiOSのみで展開されていたが、モバイル向けの作品としては大作であったこともあり、リリース後すぐさまスマッシュヒットを記録した。そういった反響もあり半年後にはPC版が登場し、今年9月にはPlayStation 4とXbox Oneへも移植される

前作からの変更点としては、『Oceanhorn 2』は斜め上からの見下ろし視点ではなくなり、三人称視点で展開される3Dゲームへと転身。新たな主人公と時間軸で展開される続編は、前作のエッセンスを受け継ぎつつ、JRPGに対する夢が詰め込まれた作品になるのだという。公開されているビジュアルイメージからは『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の「フィローネの森」を思わせるなど相変わらず“ゼルダ色”の濃い作品となりそうだ。そして、ワールドマップが採用され、山や海のフィールドを駆けまわり、ダンジョンでパズルを解く、といった流れが展開されていくようだ。あらゆる点がスケールアップされたという『Oceanhorn 2』の詳細は、後日明かされるとのこと。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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