高評価骸骨ローグライクアクション『Skul: The Hero Slayer』次期大型アプデは来週配信へ。“生ける魔剣”をぶん回す新キャラ(スカル)参戦
デベロッパーのSouthPAW Gamesは3月29日、ローグライク・アクションゲーム『Skul: The Hero Slayer』の次期大型アップデートを、米国時間の4月4日に配信すると発表した。本作は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに発売中。
『Skul: The Hero Slayer』は、ちびっ子スケルトンを主人公とするローグライク・アクションゲームだ。主人公は、頭部の“スカル”を別のものに取り替えることで、武器やスキルの異なる別のキャラクターになれることが特徴。ステージ内の敵をすべて倒し、そうしたスカルや、さまざまなバフ効果を追加するアイテム、あるいはショップで使えるお金といったクリア報酬を獲得し、主人公を強化しながらさらにステージを進んでいく。
本作は2020年2月にSteamにて早期アクセス配信が開始され、2021年1月に正式リリース。その後も対応プラットフォームを拡大させながら、アップデート配信によるコンテンツ拡充が続けられており、今回次期大型アップデートが米国時間の4月4日に配信されることが告知された。また、アップデートの内容についても一部公開されている。
発表によると次期大型アップデートの目玉となるのは、新たなスカル「Dominator」の追加だ。レア度レジェンダリーのスピードタイプのスカルとなり、Evil Swordと呼ばれる生きた魔剣を武器にする。Evil Swordを振るうと空中に多数のScar(傷跡)が発生し、そのScarに敵が触れるとダメージを与えると同時に、生命力を吸い上げるという特性がある。
そして吸収した生命力が最大まで達すると、Evil Swordを目覚めさせ、猛烈なスピードのコンボを繰り出すことが可能に。また、Evil Swordが目覚めている間はスキルが使用不可になるが、ふたたび眠りについた後には、コンボで敵を攻撃した回数に応じた一定時間だけスキルのクールダウンが短縮されるそうだ。アップデートではこのほか、バランス調整やバグ修正もおこなわれる。
この新スカルDominatorは、2019年に実施された本作の開発費を募るクラウドファンディングでのリワードから生まれたものだという。最高額となる20万ウォン(約22万円)の出資プランのリワードとしてオリジナルキャラクター制作権が用意され、Murdocというユーザーがこれに出資。Murdoc氏は、本作をよく理解したうえでキャラクターのアイデアをまとめたいとしてじっくり時間をかける選択をし、この度ついに実現する運びになったそうだ。
『Skul: The Hero Slayer』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに発売中。そして次期大型アップデートは、米国時間の4月4日に配信予定だ。なお、本作のアップデートはSteam版が先行して配信されることが多いため、ほかのプラットフォーム向けには後日配信となるかもしれない。
ちなみに、本作はPS Plusの4月のフリープレイ対象タイトルに選ばれており、同サービス加入者は4月2日から5月6日の間にPS4版を無料で入手可能だ。また、6月4日には本作のiOS/Android版がリリース予定となっている。