デスクトップアヒル放流ゲーム『Placid Plastic Desktop』Steam向けに発表。アヒルのおもちゃを画面に漂わせ、眺めつつ仕事や勉強
turbolento gamesは3月13日、アヒルのおもちゃをデスクトップ上に漂わせる癒し体験ゲーム『Placid Plastic Desktop』をPC(Steam)向けに発表した。
『Placid Plastic Desktop』は、フォトリアルな3Dグラフィックで描かれたアヒルのおもちゃをデスクトップ空間に配置して眺めるリラクゼーションゲームだ。本作はアヒルのおもちゃ観察ゲーム『Placid Plastic Duck Simulator』のライトバージョンと謳われている。
『Placid Plastic Duck Simulator』は2022年7月にSteamでリリース。各種DLCも展開され、Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sにも移植された。また本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューにおいて、1万1521件中98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。次々と増えていくアヒルのおもちゃに対してプレイヤーが干渉することなく時の流れを楽しむという独自のコンセプトが話題を呼んだ。ゲームとして遊ぶ以外に、雑談配信などの雰囲気づくりにも用いられる機会が多い人気作だが、オンライン海戦アクションゲーム『World of Warships』との異色のコラボも果たしている(関連記事)。
『Placid Plastic Desktop』においては、DLCを除いた『Placid Plastic Duck Simulator』に登場する約50種のアヒルのおもちゃから任意の数を画面上に滞在させ、水面に浮かぶかのようなプカプカした動きを楽しめる。本作を起動している間に他のツールやアプリケーションを立ち上げて、別の作業を並行して行うことも可能。画面全体にアヒルのおもちゃを漂わせるだけでなく、画面下部にスッキリと収めておけるカメラモードの切り替えのほか、最前面に常に表示させるか否かを選べたりBGMの音量も調整できたりするなど、カスタム機能も設けられているという。
またアヒルのおもちゃについては、ゲーム開始時からすべての種類がアンロックされており、好みのものを即座に配置して自由に楽しめるとのこと。プロペラ帽を被ったアヒルのおもちゃは画面の上部に向かって飛んでいくなど、それぞれに固有の特徴が一部引き継がれている様子もトレイラーからうかがえた。ちなみに本作では『Placid Plastic Duck Simulator』に含まれていたプールやすべり台、飛行機や水しぶきの音といった要素は存在せず、登場するのはアヒルのおもちゃのみという点もストアページでは強調されている。
なお本作を手がけるturbolento gamesは、すべり台を流れるアヒルのおもちゃを見守る対戦型放置レースゲーム『Slowly Sliding Ducks』の開発も進めている模様。同作のリリース時期については本稿執筆時点で未定となっており、こちらの続報も気になるところだ。
『Placid Plastic Desktop』は、PC(Steam)向けに4月1日のリリースが予定されている。