ソ連崩壊後の田舎ドライブ配達ゲーム『Zarya』発表。ロシアの旧車でオフロードを走行し、住民たちに荷物をお届け
デベロッパーのSBSRは3月12日、荷物配達ゲーム『Zarya』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。
『Zarya』は、ソビエト連邦崩壊後の世界を舞台にした荷物配達ゲームだ。主人公は、地元ザーリャ村の住民たちを助けるため、車を運転して荷物を運ぶ。使用する車には、トラックやバン、セダンなど複数の車種が用意され、どれもレトロな雰囲気。GAZやZhiguliなど、ソビエト/ロシアのメーカーの旧車をモチーフにしているようだ。
本作のゲームプレイの流れはまだ詳しくは明かされていないが、トレイラーでは住民の家に荷物を運んだり、車を修理しているガレージにタイヤを届けたり、あるいは立ち往生している車の元へ燃料と思しきドラム缶を運んだりといった様子がみられる。またスクリーンショットでは、工場のような場所からドラム缶を運び出すシーンがある。さまざまなシチュエーションにある住民から依頼を受け、特定の場所で必要な物資を積んで、依頼主の元へ運ぶことになるのだろう。
ザーリャ村の辺りは寂れた田舎であり、整備された道路はあまり存在しない様子。プレイヤーは、でこぼこの田舎道や草木が生い茂る小道などを走って、荷物を届けることになる。車種によっては車の屋根の上に荷物を積む格好となり、トレイラーでは車が大きく揺れると荷物がこぼれ落ちそうになっている。もしかしたら、なるべく荷物を落とさないようにして届けるような要素が存在するのかもしれない。
本作には車のアップグレード要素があり、“疲れ知らずの鉄の馬”へと強化できるという。住民からの依頼をこなすことでお金を稼ぐことができるとのことで、その報酬にて車をアップグレードしたり、新たな車を購入したりすることになるのだろう。また荷物の配達だけでなく、車を牽引したり、あるいは住民と釣りに行ったり、串焼きを楽しんだりといった要素も用意されているそうだ。
『Zarya』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。