ローグライクポーカー『Balatro』発売から10日で売上50万本突破。国内Switch版配信停止など波乱ありつつも勢い強まる

Playstackは3月6日、ローグライクデッキ構築ポーカーゲーム『Balatro』の売り上げが50万本に到達したと発表した。PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売されてから、ちょうど10日での記録とのこと。

パブリッシャーのPlaystackは3月6日、ローグライクデッキ構築ポーカーゲーム『Balatro』の売り上げが50万本に到達したと発表した。PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売されてから、ちょうど10日での記録とのこと。

『Balatro』は、トランプのポーカーを題材にしたデッキ構築ローグライクゲームだ。本作にてプレイヤーは、デッキからトランプのカードを8枚引き、そこから5枚選択してポーカーの役を作る。すると役やカードの種類によってスコアが入り、これを繰り返し規定ラウンド数以内でステージクリアに必要なスコアを稼ぐことが基本的な流れ。回数に制限があるが、不要なカードを捨てて新たなカードを引くことも可能だ。

ステージをクリアするとショップが現れ、ジョーカーカードやタロットカードなどをランダムに提示された中から購入できる。これらのカードには、たとえば1枚カードが抜けていてもストレートが成立したり、指定カードのスートを変更したり、あるいは一定の条件を満たすとスコアの倍率を引き上げたりなど、さまざまな効果が存在。ステージを攻略するには、そうした効果を上手く活用することが求められ、さらにシナジー効果をどんどん高めれば膨大なスコアを稼ぐこともできる。

本作は今年2月21日(Steam版は2月20日)にリリースされ、瞬く間に大きな人気を獲得。本稿執筆時点で、Steamのユーザーレビューには約1万3400件が投じられ、その内の97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。ポーカーという多くの人に馴染みのある遊びをベースとしている分かりやすさや、ジョーカーカードなどによる戦略性およびシナジー効果の爽快さなどが好評である。

本作は、発売から3日経った時点で売り上げ25万本を突破したことが発表され、このたびそれから7日経ってさらに25万本を上積みしたことが明らかになった。上述したような好評ぶりが、発売からわずか10日での50万本達成に繋がったといえるだろう。ちなみに、現時点で本作は正式には英語のみの対応となっているが、PC版向けには日本語を含む多言語対応がベータ版として提供されている。こうした取り組みも、より多くの人が手に取る結果となったかもしれない。


『Balatro』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中だ。なおNintendo Switch版に関しては、レーティング(対象年齢区分)が変更されたことの影響を受けて、日本を含む一部の国で現在配信停止されている。販売元は配信再開に向けて取り組んでいるとのこと(関連記事)。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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