“なんでもあり”が加速する『Rocket League』、殴り引っ張り突き刺し有りの武装乱闘「Rumbleモード」が9月に無料配信へ
『Rocket League』の開発元であるPsyonixは、ハリウッドで開催されたRocket League Championship Seriesにて、新要素「Rumbleモード」を発表した。配信予定時期は9月で、無料の追加コンテンツとなる。
これまでのバスケットモードを代表とする数々の混沌としたルールや、闇鍋のようなアクセサリー群に加え、今回新たに配信されるのは「Rumbleモード」だ。9月に配信されるこのモードが従来の遊びと異なる点は、“アイテム”をフューチャーしているところだ。
これまでは、フィールドの作りやルールが特殊でありながらも、あくまで車同士が純粋に衝突する“生身”でのぶつかりあいがメインだった。しかし、今回追加される、「バトルロイヤルを導入する」というコンセプトのRumbleモードでは、さまざまな武器を装備することができる。用意されるアイテムは、ボールを殴る「パンチンググローブ」、相手を蹴っ飛ばし妨害する「ブーツ」、フィールドすべてを巻き込み吹き飛ばす「トルネード」、ボールをつかむ「ラバーカップ」、ボールを車体で引っ張る「グラップリングフック」などバラエティ豊か。ほかにもボールを引き寄せる、相手と場所を入れ替える、ボールを凍らせたり周囲を操縦不能にさせたりといった11のアイテムが存在する充実のラインナップだ。詳細なルールなどは公開されていないが、映像を見る限り、基本の「相手のゴールにボールを入れる」という原点は変化なさそうだ。
『Rocket League』は2015年7月に配信された、車を操縦し大きなサッカーボールをゴールにシュートするレースゲームとサッカーゲームを組み合わせたタイトル。ボールの軌道が読めずアクシデントが多発するお祭り感と、企画倒れに終わらないゲームバランスが好評を博し、人気タイトルへと変貌を遂げた。初心者でも参加しやすいデザインと定期的な無料アップデートで人気を保ち、発売され1年が経過した現在でもSteamのアクティブプレイヤー数ランキングにて上位に居座り続けている。このようにPC版のみでも一定の人口が存在していることに加え、PlayStation 4とのクロスプレイが実装されており、より多くのユーザーと遊べる点も魅力のひとつ。PlayStation 4とXbox Oneのクロスプレイについては、残りはソニーの認可だけの状態であり、近日の実装が期待されている。