邪悪演劇ソウルライクアクション『Enotria: The Last Song』6月21日発売へ。倒した敵の仮面を身に着け、その役に扮して得た力で戦う
デベロッパーのJyamma Gamesは2月18日、ソウルライク・アクションRPG『Enotria: The Last Song』を6月21日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。ゲーム内は日本語音声・字幕に対応する。
『Enotria: The Last Song』は、イタリアの伝承や文化の影響を受けるソウルライク・アクションRPGだ。本作の世界エノトリアは、カノヴァッチオと呼ばれる終わりなき邪悪な演劇に飲み込まれてしまった。プレイヤーは、その演劇において役目を与えられていない唯一の存在である「変化の仮面」となり、危険で美しい世界を冒険。世界を停滞から解放させることを目指す。
道中では、カノヴァッチオを作った者や、世界の変化を拒む者、あるいは創られた物語に従うことを強いられている者といった敵が待ち構えている。プレイヤーは、3つまで設定しいつでも切り替え可能な装備や、コンボに派生させることができるパリィなどのテクニックを駆使して戦う。立ち回りにおいては、敵の体勢を崩すと破壊力の高い攻撃が発動可能となり、それによって強力な覚醒バフを得ることができるという。
主人公は倒した敵の仮面を身に着けることで、その役に扮し、新たな力を得ることができる。本作では仮面を中心に、武器やアイテムなどのロードアウトを設定でき、先述したように切り替え可能。仮面ごとに異なるプレイスタイルがあり、戦略的に着け替えることが重要だそうだ。また、革新者の道と呼ばれるスキルツリーにあたるシステムも用意され、ここで解放したパッシブパークもロードアウトに設定できる要素のひとつとなる。
このほか、周囲の世界を変化させることができるアルドーレの力も利用可能。環境を戦略的に変化させることで、戦闘を有利にすることができるほか、パズルを解いたり、隠された秘密を暴いたりといったことにも繋がるという。
*2023年2月に公開された日本語ボイストレイラー
『Enotria: The Last Song』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに6月21日配信予定だ。なお日本およびアジア市場においては、セガがPS5向けパッケージ版の製造・販売を担当することが昨年発表されていた。パッケージ版の発売日については、同社から今後続報があるかもしれない。