北米版『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』に全年齢対象の誤表記、女の子を眼力で昇天させるシューティング

性的表現を含む美少女シューティングゲーム『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』の北米版パッケージに、全年齢対象を示すレイティングの誤表記が見つかり、SNSを中心に議論の的になっている。女の子を眼力で昇天させるという内容なだけに、随分と刺激的なミスプリントとなったようだ。

性的表現を含む美少女シューティングゲーム『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』の北米版パッケージに、全年齢対象を示すレイティングの誤表記が見つかり、SNSを中心に議論の的になっている。下着姿あり、無防備な格好で窓枠に挟まる姿あり、触手のモンスターに束縛される姿あり。女の子を眼力で昇天させるちょっとえっちなゲーム内容なだけに、随分と刺激的なミスプリントとなったようだ。

 

性的コンテンツ(6歳以上)

女の子を眼力で昇天させるシューティングゲーム
女の子を眼力で昇天させるシューティングゲーム

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』は、2015年8月にアルケミストから、PlayStation 4およびPlayStation Vita向けに発売された3D・眼(ガン)シューティングゲーム。主人公「久時 峰大」(くどき ほうだい)が、度し難い衣装やけしからんポーズで誘惑してくる女の子たちを、通称「フェロモンショット」と呼ばれる眼力で昇天させながら、意中のヒロインへ想いを伝えにいくという内容。2011年に発売された『ぎゃる☆がん』の続編にあたる。

本作の特徴は、タッチパネルに対応した「ドキドキモード」と、昇天の上位版である“ダブルピース昇天”の存在。システム変更により、昇天させるまでの時間が短くなった。性的な表現満載なコンテンツゆえに、国内における対象年齢を示すCEROのレイティングは、もちろん17歳以上が対象の“D”である。海外向けにはPQubeから、欧州で2016年7月22日に発売。北米では、8月2日のリリースを予定している。

北米向けPlayStation Vita版のパッケージ写真を投稿したTwitterユーザーによると、ESRB(Entertainment Software Rating Boardの略、エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会)のレイティングが一部箇所で全年齢対象(6歳以上)の“E”と表記されていたとのこと。本来の対象年齢は17歳以上の“M”であり、明らかに販売元の印字ミスだと思われる。その証拠に、パッケージ表面にはしっかりと“M”と表記されているとの報告があるほか、裏面の備考欄には“Sexual Content”(性的表現あり)の記載が残ったままだ。結果、全年齢対象(6歳以上)の性的コンテンツというシュールな表記が話題になったようだ。

なお、北米版『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』は、いまのところ少数の小売店でしか取り扱われていないようで、誤表記が残ったパッケージがどれくらい流通しているのかは定かではない。すでに小売店に出回った分に関しては、近日中にパブリッシャーが回収すると考えられる。一部のユーザーが手にした全年齢対象パッケージが貴重な存在になることは間違いないだろう。

Ritsuko Kawai
Ritsuko Kawai

カナダ育ちの脳筋女子ゲーマー。塾講師、ホステス、ニュースサイト編集者を経て、現在はフリーライター。下ネタと社会問題に光を当てるのが仕事です。洋ゲーならジャンルを問わず何でもプレイしますが、ヒゲとマッチョが出てくる作品にくびったけ。Steamでカワイイ絵文字を集めるのにハマっています。趣味は葉巻とウォッカと映画鑑賞。ネコ好き。

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