尿意をこらえトイレ目指すゲーム『Don’t Pee』Steamでリリース。自己と膀胱を律してなんとか解放の場所へ。でも時々もよおす
Naughty Clogsは2月2日、尿意をこらえつつトイレを目指す一人称視点アドベンチャーゲーム『Don’t Pee』をPC(Steam)向けにリリースした。
『Don’t Pee』は、ビールを飲み過ぎて深夜にもよおしてしまった男性を操作し、自宅内のトイレを目指して進むアドベンチャーゲームだ。自己を律することが作品のテーマに掲げられており、我慢できず途中で尿意を解放してしまうとゲームオーバーとなる。
尿意は棚から物が落ちるなど特定の仕掛けによってもたらされるケースと、前触れなく訪れる場合の2パターンがあり、いずれも指示されたキーやボタンを高速でタップすることで耐えることが可能。実際にプレイしてみたところ、こらえるにはシビアな入力が要求される印象だった。
ゲームプレイは寝室のベッドで目覚める場面から始まり、ロックされた部屋の鍵のパスワードを解いたりチェーンで固められた扉を開けたりしながら家の中を探索していく。探索では懐中電灯などのアイテムを収集できるほか、新たなアイテムを作り出すクラフト要素も実装されている。
また子ども部屋が存在するのに家族に子どもはいないといった、プレイヤーの操作する男の謎めいた人生もナレーションを通じて少しずつうかがい知ることができるようだ。ほかにもトレイラーではハンマーを手に洞窟のような場所を進むシーンも映されており、トイレをめぐる冒険は自宅の外でもおこなわれる模様。
さらに本作の特徴的な要素として、主人公のパンツのカラーを色相や輝度の調整により自由にカスタム可能な点も挙げられる。作中において唯一の衣装であることから、各々のこだわりを発揮してパンツメイクに励んでみるのもよさそうだ。設定で画面自体の明るさを上げることもできるため、暗くて見えづらかったり突然もよおす演出に恐怖を感じたりするというプレイヤーは調整しておくと安心して楽しめるだろう。
『Don’t Pee』はPC(Steam)向けに配信中だ。