『パルワールド』、Steam同時接続ユーザー数がなんと「100万」突破、今Steamでもっとも遊ばれているゲームに。前代未聞だらけで記録を樹立し続ける
Steamにて『パルワールド』の同時接続者数が100万を突破したようだ。Steam版の売上本数が300万本を突破したことも伝えられており、早期アクセス配信から3日経たずして、さまざまな記録を打ち立てている。
『パルワールド』は、オープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。対応プラットフォームは、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)。舞台となるのは不思議な生き物パルたちが暮らすパルパゴス島。環境ごとに生息するパルが異なっており、パルたちはそれぞれ特技をもっている。プレイヤーはパルたちを捕まえながら島で生活し、冒険を繰り広げていく。
本作はシングルプレイのほか、フレンドを招待しての最大4人協力プレイ、およびサーバーを立てての最大32人マルチプレイに対応する(Steam版)。パルパゴス島には、亜種/ボス/伝説/ラッキーパルなど珍しいパルも含めて、100種類以上のパルが存在。一方で島には島民や行商人、密猟者なども活動しており、パルの売買もおこなわれている。
『パルワールド』は、早期アクセス配信前から注目を集めており、配信前にはウィッシュリスト180万を獲得していた。そして1月19日夕方にゲームが早期アクセス配信開始されると、ユーザーが殺到。売上はすぐさま100万本を突破したほか、本日には300万本の突破が伝えている。なお本作はXbox Game Pass/PC Game Passにも提供されているが、そうしたサブスクリプション抜きの売上である。
そして1月21日の昼下がりにSteamの同時接続ユーザー数が100万を突破(Steam)。暫定的ではあるが、2位の『Counter-Strike 2』を大きく引き離すかたちで今現在Steamでもっとも遊ばれているゲームに輝いている。また売上上位チャートにおいても、同作が1位に君臨している。歴代同時接続ユーザー数ランキングにも名を残しているようで、新作ゲームとして前代未聞の記録を樹立し続けている。
Steamレビューの評価も高く、2万3000件ほどのレビューが寄せられ、好評率は93%でステータスは「非常に好評」。人気ジャンルであるクラフトサバイバルの基本的な要素をおさえつつ、モンスターの育成や自動化の要素を取り入れており、それらがうまく噛み合っている点が評価を高くしているようだ。
また本作はマルチプレイ対応であるが、これだけのユーザーが集まってもなお、マルチプレイ環境が破綻していないところもポイント。人気が集まるとネットワークが落ちマルチプレイができなくなり、その点で評価が下落するケースも少なくない。そうしたトラブルがまだ発生していない点が、売上や評価で勢いを落としていない理由としてあげられそうだ。
とはいえ、一部環境や時間によってはバックエンドの問題も発生しているそうだ。開発チームは同作にてネットワークツールとして採用されているEpic Online Servicesのチームとミーティングをし、バックエンドのアップデートがなされるなど対応を続けているとのこと。細かい問題は諸々発生しており、こうしたトラブルへの対応は続けられていくだろう。
『パルワールド』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに早期アクセス配信中である。