メロン男山登りアクション『Peeking at the peak』12月15日配信へ。巨大メロンに入ったパンイチ男のイライラ登山

国内デベロッパーのItsKeyGamesは12月10日、山登りアクションゲーム『Peeking at the peak』を12月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は700円。

国内デベロッパーのItsKeyGamesは12月10日、山登りアクションゲーム『Peeking at the peak』を12月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は700円。配信開始から1週間は15%オフセールが実施されるとのこと。

『Peeking at the peak』は、山登りをテーマにしたアクションゲームだ。“壺おじ”こと『Getting Over It with Bennett Foddy』から影響を受けて制作されたという。主人公は巨大なメロン……の中にいるパンツ一丁姿の男性。通常はメロンの中に隠れているが、パカっとメロンを真っ二つに割ってその姿を現す。某国民的アニメのオープニングを彷彿とさせるシルエットである。

本作にてプレイヤーはこのメロン男を操作し、岩石や樹木などで構築された山のステージを上へ上へと登っていく。開発元によると、本作は主人公の上半身と下半身のコントロールを熟練させながら、断崖絶壁や障害物を乗り越えていくことがカギになる、高難易度なゲームプレイになるそうだ。


ゲームプレイ映像から察するに、上半身の操作は中の男性がメロンを割って出てくるアクション、下半身の操作はメロンの傾きの調整にあたる模様。勢いよくメロンを割って男性が立ち上がると、その反動でジャンプできるため、上手く傾きを調整し方向を定めることが求められるのだろう。

また、メロンのアンテナとも呼ばれるT字型に残されたヘタ部分も、重要な役割を果たすようだ。映像では、地形の出っ張り部分などに引っ掛けて、それを足がかりにさらに高所へと登っていく様子がみられる。『Getting Over It with Bennett Foddy』におけるハンマーに近い位置付けだといえるが、全体的な操作感は異なるものになることがうかがえる。


本作に似たゲームプレイの作品というと『Getting Over It with Bennett Foddy』以外にも、『Pogostuck: Rage With Your Friends』や『いもむし』などがある。システム自体はシンプルながら、なかなか思うように登れないゲームプレイが、イライラするけれども笑えると人気。本作もそうした方向性の作品となりそうである。

『Peeking at the peak』は、PC(Steam)向けに12月15日配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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