魔女のおもてなし紅茶淹れシム『Loose Leaf: A Tea Witch Simulator』発表。じっくり丁寧にお客に最適な紅茶を淹れ、占いを通じて悩みを聞く
デベロッパーのKitfox Gamesは12月7日、紅茶提供シミュレーションゲーム『Loose Leaf: A Tea Witch Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
『Loose Leaf: A Tea Witch Simulator』は、魔女となって紅茶を淹れるシミュレーションゲームだ。主人公の魔女のもとには、何らかの問題を抱えたお客が霊界からやってくるため、それぞれのお客に最適な紅茶は何かを見定め、提供することとなる。
魔女の仕事場となるテーブルには、ティーカップやティーポット、湯を沸かすポットやコンロ、そしてさまざまな種類の茶葉や甘味料、ミルク、泡立て器などが並ぶ。魔女らしく、少々変わった材料も用意されるようだ。また、カモミールティーや抹茶ラテなど多数のレシピが存在。液体や材料、道具の扱いは物理演算によりシミュレートされ、プレイヤーはこれらを自由に使って目的の紅茶を淹れる。
紅茶の種類によって、最適な湯の温度や茶葉を入れるタイミング、蒸らし時間などが異なり、手順を誤ると苦味が出てしまうなどするという。本作では、実際に紅茶を淹れるのと同じように、じっくり時間をかけてプレイするとのこと。テーブル上には複数の砂時計も用意されており、上手く活用すると良さそうだ。
本作には紅茶の提供だけでなく、お客との交流要素としてタロットカードを扱うパートもある。悩めるお客は自身の今後について、主人公の魔女に相談。そうした話に耳を傾けながらタロットカードで占い、彼らが必要としているものを見つける手助けをするのだ。ここでは引いたタロットカードの意味を読み解いて、いくつかの候補から伝える言葉を選択。長い目で見た場合、必ずしも耳当たりの良い言葉をかければ良いというわけではないとのこと。
そうして紅茶を淹れ、タロットカード占いを重ねることで、紅茶のレシピや材料などが充実し、さらに多くのお客の要望に応えられるようになっていく。また、魔女の紅茶道具や材料は先代から受け継いだものであり、それらの詳細を学んで手帳に記す要素も存在するそうだ。
『Loose Leaf: A Tea Witch Simulator』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。