初代PS風電車脱出ホラー『Phantoms』12月7日配信へ。列車内が突如として異界化、不気味な存在に“狩られる”立場となり脱出目指す

デベロッパーのSolitude Softwareは11月25日、ホラーゲーム『Phantoms』を12月7日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

デベロッパーのSolitude Softwareは11月25日、ホラーゲーム『Phantoms』を12月7日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Phantoms』は、電車の車内を舞台にする一人称視点のホラーゲームだ。主人公は、古い友人に会うために電車に乗って移動していたところ、周囲の様子が何かおかしいことに気づく。そして、それまで何気ない時間が流れていた電車内は、瞬く間に狩りの場へと変わってしまう。獲物は、主人公であるプレイヤーだ。

本作にてプレイヤーは、超自然的な存在から逃れながら列車内を探索。そして必要なアイテムを探し出し、配電盤を修理して車両(ステージ)から脱出することを目指す。なお車内のレイアウトやアイテムの配置は、プレイするたびにランダムに入れ替えられるという。ステージはあわせて5つ収録され、その内のひとつは、通常のものとは別に用意された隠しエンディングを見ることで到達できるとのこと。プレイするなかではストーリーも展開するようで、その過程で何らかの分岐要素が存在するのかもしれない。


のどかな雰囲気だったはずの列車内は、一転して血にまみれ、触手のようなものが張り巡らされ、窓からは巨大な目玉がプレイヤーを見つめる。そして、不気味な長身の男や、異形の生物がプレイヤーを襲う。この敵となる存在は、プレイヤーが車両から脱出することを阻止するためなら何でもしてくるという。プレイヤーは武器で立ち向かうことができるのか、あるいはステルスプレイを駆使することになるのかは、現時点では明らかでない。

本作は、PS1時代のゲームから影響を受けているそうで、レトロ感のある3Dグラフィックを用いた独特な雰囲気と、アナログホラーや超自然的なミステリー要素を組み合わせて制作しているとのこと。なおトレイラーでは、ブラウン管テレビの走査線を再現したようなエフェクトも適用されているが、スクリーンショットには存在しないため、ON/OFFが可能なのかもしれない。

『Phantoms』は、PC(Steam)向けに12月7日配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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