Nintendo Switch Onlineにて、ついに『ゴールデンアイ 007』が11月30日追加へ。CERO Zでもなんとか配信
任天堂は11月22日、「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」向けに『ゴールデンアイ 007』『スターツインズ』を追加すると発表した。追加予定日は11月30日。
『ゴールデンアイ 007』はNINTENDO 64で1997年に発売されたFPSだ。開発はレア社が担当。映画「ゴールデンアイ」をゲーム化した作品で、プレイヤーは主人公ジェームズ・ボンドとして国際テロ組織の陰謀を阻止する任務に挑む。最新のスパイ道具と武器を駆使して、敵に見つからないように進んだり、激しい銃撃戦に挑んだりといった方法で立ち向かっていく。
シングルプレイ以外には、マルチプレイが存在。オリジナル版ではコントローラーを持ち寄り、1画面を4分割して銃撃戦を繰り広げるゲームプレイは当時多くのプレイヤーを魅了した。Nintendo Switchで登場となる今作でも、オフライン/オンラインプレイの4人プレイに対応する。
Nintendo Switch Online版『ゴールデンアイ 007』は、海外向けには今年の1月27日に配信。国内向けは2023年と告知されていたが、しばらく音沙汰がなかった。ついに日本でも11月30日に配信されるようである。
なお本作は、Nintendo Switch Online向け提供作品としては例のないCERO Zレーティングということで、通常の「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」とは別の「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online 18+」なるもののダウンロードが必要なようだ。「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」自体はもともとCEROレーティングCとして配信中。一方で『ゴールデンアイ 007』はCERO Zだ。同作のレーティングの調整のためにソフトウェア自体を切り分けたのだろう。なかなかの苦労がうかがえる。時間がかかるのも納得ではある。
なお11月30日の配信タイトルとしては、同じくレア社が開発を担当した『スターツインズ』もまた追加される。ちなみに『スターツインズ』は体液や身体が飛び散る表現がある、やや過激さのあるタイトルだ。『ゴールデンアイ 007』の配信によって「18+」の分類ができるようになったことで、ほかのゲームよりもちょっと刺激強めのタイトルが追加しやすくなっていくかもしれない。
『ゴールデンアイ 007』『スターツインズ』は、11月30日に「Nintendo Switch Online + 追加パック」加入者向けに提供される予定だ。