骸骨ローグライクアクション『Skul: The Hero Slayer』Steam版の同時接続プレイヤー数が急増。大型アプデ&最安値セールの影響か

SouthPAW Gamesが手がけNEOWIZから販売中のローグライク・アクションゲーム『Skul: The Hero Slayer』のPC版が、にわかに大きく賑わっている模様。

SouthPAW Gamesが手がけNEOWIZから販売中のローグライク・アクションゲーム『Skul: The Hero Slayer』のPC版が、にわかに大きく賑わっている模様。Steam版の同時接続プレイヤー数が数日前より急増している。

本作は、ちびっ子スケルトンを主人公とするローグライク・アクションゲームだ。プレイヤーは、人間のカーリアン軍にさらわれた魔王の救出を目指して戦う。主人公は、頭部の“スカル”を別のものに取り替えることで、武器やスキルの異なる別のキャラクターになれることが特徴。ステージ報酬などでそうしたスカルや、さまざまな効果を追加するアイテムなどを入手し、キャラクターを強化しながら進んでいく。


そんな『Skul: The Hero Slayer』のSteam版において、11月16日頃を境に同時接続プレイヤー数が急増している。それまでの数か月間は1000〜2000人程度で推移していたところ、一気に8000人を突破。その後もプレイヤー数は連日増加し続け、直近のピーク時には約1万2800人にまで達した(SteamDB)。本作における同時接続プレイヤー数記録の更新には至らなかったが、かなり大きな盛り上がりである。

この同時接続プレイヤー数の増加の背景としては、2つ理由が考えられる。ひとつは50%オフセールの実施。これまでの最安値(1025円)となっており、多くの人が購入しプレイしたものと考えられる。そしてもうひとつは、ちょうど11月16日に配信開始された大型アップデートだ。本作の「闇の鏡」のクリア後にプレイできる、新規ゲームコンテンツ「魔王城防衛戦」が追加された。

魔王城防衛戦では、主人公はカーリアン軍の魔王城への侵攻受けて城へと舞い戻り、カーリアン皇帝と対峙することとなる。また、道中には新規カットシーンが用意され、主人公とも深い縁のある初代勇者のこれまでを描いた物語も展開。そして、この戦いを通じて本作の物語は完結する。

本作は、2022年1月時点で100万本を売り上げており、物語の結末を含む同アップデートの配信をきっかけに、多くの既存プレイヤーがふたたびプレイしたことは想像に難くない。先述した闇の鏡が追加された今年1月の大型アップデート時にも、Steam版の同時接続プレイヤー数は大きく増加しており、今回同様の現象が発生したということだろう。

なお本作のSteam版では、大型アップデート実施にあわせてDLC「Mythology Pack」も配信開始された。神話をテーマにした新規スカル5種や、20種類の新規アイテムを追加する内容となっている。こちらもプレイヤー数増加に寄与したかもしれない。

『Skul: The Hero Slayer』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中。なお今回の大型アップデートは、コンソール版向けには後日配信される。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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