初代PS風サバイバルホラー『Crow Country』発表。『バイオハザード』などの影響受ける、廃遊園地の謎解き探索
デベロッパーのSFB Gamesは10月23日、『Crow Country』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5。また現在SteamとPS5ではデモ版が配信中だ。
『Crow Country』はサバイバルホラーゲームだ。本作の舞台となるのは1990年のジョージア州に位置する遊園地「Crow Country」だ。この遊園地のオーナーは2年前に突然失踪し、以来遊園地は廃墟と化してしまった。プレイヤーは主人公のMara Forestとなり、オーナーを探すため廃墟に赴くことになる。謎めいた主人公やCrow Countryの真相などが明かされていくようだ。
本作のゲームプレイでは、見下ろし視点で不気味な遊園地を探索することになる。道中では謎解きや鍵で道が塞がれていることもあるようだ。探索で手がかりを集め先に進んでいこう。また遊園地内にはゾンビのような敵たちが存在している。プレイヤーは銃を使い、照準を合わせて撃つことで攻撃可能。敵と上手く距離を取りつつ、撃退するのだ。なお弾丸などの物資は探索中に獲得できる。ただし物資の数が限られているかもしれないので、慎重なリソース管理が必要となりそうだ。
本作のグラフィックはローポリゴンで構築されている。トレイラーで確認できる演出やUIなど、初代PlayStationの傑作サバイバルホラーゲームからの影響が垣間見える点も特徴となりそうだ。なお本作では「Exploration Mode」が用意されている。同モードでは、敵に襲われない仕様で世界を探索できるようだ。
本作を手がけるのは、ロンドンに拠点を置くSFB Gamesだ。過去には人気作『いっしょにチョキッと スニッパーズ』の開発を手がけたほか、推理アドベンチャー『Tangle Tower』などをリリースしている。かわいいグラフィックとユニークなゲームプレイなどに定評のある作品を多く手がけてきたゲームスタジオだ。
そしてこれまでの方針から一転して、本作『Crow Country』ではレトロで暗い雰囲気が描かれるようだ。開発元によると、本作は初代『バイオハザード』や『ファイナルファンタジーVII』から影響を受けているという。ローポリゴンのグラフィックのほか、物語の年代が1990年という舞台設定もこの影響かもしれない。スタジオのこれまでの作風からガラリと変わりそうな、懐かしさと不気味さ溢れるホラーゲームの登場に期待したい。
『Crow Country』はPC(Steam)/PS4/PS5向けに発売予定だ。また現在SteamとPS5ではデモ版が配信中だ。