王国ボードゲーム風ローグライト『For The King II』11月3日配信へ。最大4人協力プレイ対応、人気の前作からバトルの戦略性がさらに進化

Curve Gamesは10月6日、『For The King II』を11月2日に配信すると発表した。ターン制ローグライトゲーム『For The King』の続編だ。

パブリッシャーのCurve Gamesは10月6日、IronOak Gamesが手がけるターン制ローグライトゲーム『For The King II』を11月2日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で11月3日配信となるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応する。

『For The King II』は、2018年にリリースされ高い評価を得たターン制ローグライトゲーム『For The King』の続編だ。引き続き舞台となるファーラル王国では、かつては敬愛されていたロソモン女王が突如として臣民に牙をむき、暗い鉱山における奴隷労働を強いているほか、邪悪な勢力との関係を強めているという。そこでプレイヤーは、暴虐なる女王に立ち向かい、圧政に終止符を打つことを目指す。

本作は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。鍛冶師や錬金術師など、固有の能力・強み・プレイスタイルをもつ12種類のクラスから選択し、パーティを構成してプレイする。ソロプレイの場合は、すべてのメンバーを自ら操作。またマップ内の酒場を訪れ、傭兵を雇って仲間にできる要素も存在する。

パーティを構成する人数が前作から1人増えたことによって、キャラクタークラスの組み合わせおよびシナジー効果をさまざま試したり、マップにおいて仲間と別行動をしてみたりといったことが、より少ないリスクで可能になっているそうだ。これも本作の特徴のひとつとしてアピールされている。


本作の冒険は5つのパートで構成され、キャンペーン全体のボリュームは30時間以上になるという。ボードゲームとRPG、そしてローグライト要素が融合したゲームプレイが本シリーズの特徴となっており、プレイするたびにランダム生成されるマップをすごろくのように進み、敵とのバトルをこなして戦利品を獲得。キャラクターを強化しながら、さらに冒険を進めていく。

バトルはターン制で進行し、こちらもパーティの人数が増えたことに伴い進化。バトルグリッドと呼ばれる2×4マスのフィールドが敵味方それぞれに導入された。同システムでは、たとえば後列のキャラクターには回避ボーナスが与えられ、さらに前列に盾を持つキャラクターがいると敵の攻撃を防いでくれる。また特定の攻撃においては、前列・後列いずれかに位置していないと発動できない。各キャラクターのポジショニングが、戦略的に重要になってくるシステムだ。

よりリッチになったグラフィックの採用や、ステージ環境の増加なども前作からの進化ポイントとなる。一方で、ダイスロールによってバトルなどでの幸運・不運が決まるランダム性のあるシステムは前作から継承。思いどおりにいかないままやり直しとなることもあるものの、恒久的な強化としてより強力なアイテムを初期装備として選べるようになる。

『For The King II』は、PC(Steam)向けに11月3日に国内配信予定だ。すでに予約受付が開始されており、現在10%オフの3150円にて購入できる。予約購入すると、特典として特別な装備品やサウンドトラックがプレゼントされる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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