うさミミ王女ボスラッシュアクション『Rubinite』発表。ダガー1本で王国奪還を目指す孤独な復讐譚
デベロッパーCup Dog Gamesは9月8日、『Rubinite』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表に合わせて、Steamストアページがオープンしている。
『Rubinite』は、ドット絵を基調としたアートスタイルの見下ろし視点アクションゲームだ。本作の主人公はスカーレット王国から抜け出したウサ耳赤フードの王女「ルビー」。プレイヤーは、一本のダガーを携えたルビーを操作し、王国を取り戻すための復讐劇に身を投じていくこととなる。そのなかでは王国に蔓延る古代の謎めいたカルト教団、不死の存在に憑依されたモンスター、疫病の元凶など、さまざまな敵へと立ち向かっていく。
本作では、手強いモンスターとの戦闘が連続する、いわゆるボスラッシュ型のゲーム進行が採用される。また戦闘の根幹となるシステムとしては「フォーカス」と呼ばれるアクションが存在する。これは、敵の弱点を見抜いたのちに繰り出せる俊敏かつ致命的な一撃だ。立ちはだかるモンスターの体躯はいずれも巨体な一方、プレイヤーの操作するルビーは非常に小柄。通常の攻撃では苦戦を強いられる状況を切り抜けるには、重要なアクションとなるのだろう。
また本作には、スキルツリー形式で習得していくアビリティのほか、さまざまな効果をもった装飾品といったキャラクター強化要素も存在する。これらの要素は、ルビーが討ち倒した敵から吸収した“血”を利用することで解禁/作成できるようだ。本作では「スカーレット」「ルビー」「赤フード」と赤に関連する名称が多数あらわれる。ストーリーにおいても“血”という要素が深い意味を持つのかもしれない。
本作を手がけるのは台湾に拠点を置くCup Dog Games。本作は同スタジオにとって初の作品となるようだ。本作は見下ろしアクション『Titan Souls』の影響を受けているそうで、ボスラッシュをベースにしたゲームサイクルは同作に触発されたものだろう。ボスとの戦いに弓を駆使する『Titan Souls』に対し、本作ではダガーが主人公の武器となる。両作を遊び比べてみるのも面白そうだ。
『Rubinite』はPC(Steam)向けにリリース予定。リリースに先駆けて、2024年始めに応募者を対象としたベータテストが予定されているとのこと。詳しくは公式サイトを参照されたい。