基本プレイ無料協力ルートシューター『Space Punks』正式リリース前にサービス終了へ。オープンベータテスト中のまま終了


パブリッシャーのJagexは9月6日、オンライン協力アクションRPG『Space Punks』について、海外時間11月6日にサービス終了すると発表した。本作は、PC(Epic Gamesストア)にてオープンベータテストが実施されている。

『Space Punks』は、『Shadow Warrior』シリーズや『Trek to Yomi』などの開発元として知られるデベロッパーFlying Wild Hogが手がける、基本プレイ無料のオンライン協力アクションRPGだ。最大4人協力プレイに対応し、プレイヤーは銀河のはぐれ者たちのチームの一員として、富と名声を求めて悪党エイリアンの大群に立ち向かう。

ステージにはさまざまな環境の惑星が用意され、見下ろし型視点にてプレイ。プレイアブルキャラクターには、それぞれ固有のスキルをもつ4人が登場し、銃や近接武器、ガジェットを駆使して戦う。また、スキルツリーによるキャラクタービルドにも対応。本作はいわゆるルートシューターであり、道中で数多くの戦利品を獲得し装備をクラフトしながら、ド派手なバトルを繰り広げていくこととなる。

本作は2021年7月に、Epic Gamesストアにて早期アクセス配信が開始。その後、ミッションの追加や装備クラフト要素の充実、マルチプレイシステムの改善などがおこなわれてきた。そして2022年4月には基本プレイ無料化され、オープンベータテストに移行。さらにアップデートが重ねられたが、今年2月に配信されたUpdate 9を最後に音沙汰がない状態が続いていた。

そして今回、本作は海外時間11月6日にサービスを終了することが発表された。ゲーム市場の状況や、開発元が目指すものを慎重に検討した結果、サービス終了せざるを得ないと決断したとのこと。 Epic Gamesストア上のレビュースコアでは4.2を記録し、なかなか好評だったようだが、正式リリースを迎えることなく終了することとなった。

なお、『Space Punks』はすでに配信終了しているが、既存プレイヤーはサービス終了までプレイ可能。ただし、アップデートやイベントはもう実施されず、ゲーム内ストアもすでにアクセスが停止されている。本作を購入あるいは少額課金したプレイヤーに対しては、海外時間10月5日より返金手続きが開始されるそうだ。詳しくは公式サポートサイトを確認してほしい。