『ゲームセンターCX 有野の挑戦状 1+2 REPLAY』発表。新アクションゲームなど新規要素を追加し、Nintendo Switch向けにリマスター
バンダイナムコエンターテインメントは9月5日、『ゲームセンターCX 有野の挑戦状 1+2 REPLAY』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、発売時期は未定。本作は、ニンテンドーDS向けに発売された『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』と『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』を1本のソフトにまとめてリマスターした作品である。
『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』シリーズは、ニンテンドーDS向けに発売されたレトロ風ゲーム集だ。本シリーズは、“有野課長”ことタレントの有野晋哉さんがレトロゲームに挑戦する人気番組「ゲームセンターCX」の企画で制作されたゲームである。プレイヤーは、ゲーム魔王アリーノーによって1980年代に突如飛ばされてしまい、そこで出会った有野少年と共にさまざまなゲームに挑戦していく。
本シリーズに収録されているゲームは、プレイヤーが飛ばされてしまった1980年代当時のゲームをモチーフとしたレトロ風のゲームばかりである。“レトロ風”という言葉のとおり、収録ゲームは本シリーズのために新規に制作されたもの。本作の開発を務めたインディーズゼロと有野さんのアイデアやこだわりが詰め込まれており、ファミコンなどにリアルタイムで触れていた人は懐かしい気持ちで、そうでない人も楽しく気軽にプレイできる“レトロ風”のゲームが収録されている。ちなみに本シリーズは、ゲーム内のストーリーが進むことでゲーム内時間も進んでいき、新しいゲームが発売される。レトロ風ゲームを買ったばかりの新作ゲームとしてプレイするという、一部ゲーマーにとっての子供時代を追体験することも可能だ。
このたび発表された『ゲームセンターCX 有野の挑戦状 1+2 REPLAY』は、2007年に発売された『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』と、2009年に発売された『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』を収録。1本のソフトで2作品を楽しめるようになっている。2作品には、アクション、シューティング、レースゲームのほか、RPGや推理アドベンチャーなど、20本以上のレトロ風ゲームが収録されている。さらに、本作には新規のレトロ風ゲームも1本追加されるという。追加される新規レトロ風ゲームは、1980年代後半を思い起こさせるベルトスクロールアクションとなるようだ。ゲーム画面を見て、懐かしい気持ちになる人も多いだろう。
さらに、本作にはベルトスクロールアクションの新規ゲーム以外にも、新規要素が追加されるとのこと。新規レトロ風ゲームの詳細含め、そのほか新規要素も後日発表されるそうだ。ちなみに本作は9月21日より開催される「東京ゲームショウ2023」に出展され試遊できるそうだ(一般公開日は9月23日および24日)。9月23日には有野晋哉さんらが登壇するスペシャルステージの開催が予定されている。ゲームや番組ファンの方は、会場へ足を運んでみるといいだろう。
『ゲームセンターCX 有野の挑戦状 1+2 REPLAY』は、Nintendo Switch向けに発売予定。撮り下ろし映像を収録したオリジナルDVD同梱版も同時発売予定だ。