高難度グロテスクアクション『Blasphemous 2(ブラスフェマス 2)』好評&好調スタート。難しさそのままに、理不尽トラップ緩和などで遊びやすく進化
パブリッシャーのTeam17は8月25日、The Game Kitchenが手がけたアクションゲーム『Blasphemous 2(ブラスフェマス 2)』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)および海外Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S。本作はさっそく多くのプレイヤーを集め、高い評価を獲得している。
『Blasphemous 2』は、2019年にリリースされたアクションゲーム『Blasphemous(ブラスフェマス)』の続編だ。前作にて配信された無料DLC「Wounds of Eventide」から続く物語が描かれる。本作にて主人公の悔悟者は奇妙な見知らぬ土地で目覚め、生と死、復活の終わりなきサイクルにふたたび突き落とされる。そして危険な新世界を探索し、長らく忘れ去られた秘密を解き明かすほかなくなる。
本作は、メトロイドヴァニア要素のある2Dアクションゲームで、広大なマップを探索しながら異形の敵と戦う。武器は、オーソドックスな剣のほか、鉄球を振り回すタイプ、細身の剣と短剣の二刀流という3種類用意。それぞれ攻撃に特徴があり、またマップ内には特定の武器によって発動する仕掛けが存在し、探索要素にも深く関わる。さらに固有のスキルツリーにて強化でき、プレイスタイルをカスタマイズできる点も特徴だ。
本稿執筆時点で、本作はSteamのユーザーレビューでは92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。またレビュー集積サイトMetacriticのメタスコアは83〜86となっており、メディアからも高い評価を得ている。重厚かつグロテスクな世界観をはじめとした前作にて好評だった要素を受け継ぎつつ、ゲームプレイの改善が多岐にわたり実施されたことが、好評価に繋がったようだ。たとえば、バトルや移動システムはよりスムーズなかたちに進化し、トラップによる即死要素は緩和。それでいて歯ごたえある難易度は変わらず、探索やバトルにより集中できるよう完成度が高められたといえそうだ。
またSteam版の同時接続プレイヤー数を見てみると、リリース直後から多くのプレイヤーが集まり、これまでのピーク時には8500人を突破(SteamDB)。前作の記録(約3200人)を大きく上回る盛況ぶりとなった。前作もまた高い評価を受けた作品であり、その直接の続編である本作への、ファンの期待の高さの表れとみることができるかもしれない。
『Blasphemous 2(ブラスフェマス 2)』は、PC(Steam/GOG.com)および海外Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。なおコンソール版の国内リリースに関しては、日本での販売サポートをおこなう架け橋ゲームズによると、10月に予定しているとのことである。