影から影へとぴょんぴょん進むアクション『SCHiM – スキム -』国内コンソール版発売決定。Steam版と共に日本語対応で2024年配信へ
弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは8月20日、「PLAYISM Game Show 2023.8.20」を放送。このなかで、個人開発者Ewoud van der Werf氏とデベロッパーExtra Niceが手がけるアクションゲーム『SCHiM – スキム –』の、アジアにおける発売を担当すると発表した。これにより日本語などへのローカライズが正式決定し、またコンソール版の国内発売も決定した。本作は、PC(Steam/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに2024年配信予定。
『SCHiM – スキム -』は、あらゆる影に存在する“スキム”を主人公とするアクションゲームだ。スキムとは、オランダ語で「精霊のようなもの」や「目の端に見えるチラチラしたようなもの」などを意味し、子供の頃には認識できていても、大人になるにつれ見えなくなっていく存在だという。また影を作る本体と決して離れず、持ち主が生まれた時から、人生のさまざまな場面を影として見守っている。しかしある日、1体のスキムが持ち主の体から切り離されてしまい、持ち主の元へと戻ることを目指して冒険することとなる。
本作にてプレイヤーは、何気ない街の風景のなかをスキムとなって進んでいく。スキムは影の中でしか移動できないため、人や物の影から影へとカエルのようにジャンプしていくのだ。街には移動する人や車などがあり、影の中からインタラクトするとさまざまな反応をみせるオブジェクトも存在。また本作は3Dゲームのため、カメラの位置を変えることも可能だ。次の影までジャンプが届きそうになくても、意外なルートが見つかるかもしれない。
さらに、時間帯によって変わる太陽の位置と共に影の長さが変化し、夜になれば家の明かりや街灯の光などでさまざまな影ができる。そうした影を伝って美しい風景を進んでいくなかでは、エモーショナルなストーリーが展開されていくとのことだ。
本作は、オランダ在住のEwoud van der Werf氏が学生の時に始めたプロジェクトで、Extra Niceは同氏がインターンとして在籍していたスタジオだそうだ。同スタジオが地元の大学でゲームデザインの講義をしていた際にvan der Werf氏と出会い、それから本作の開発をサポートしてきたとのこと。本作は、今年7月に開催されたインディーゲームイベント「BitSummit Let’s Go!!」に出展され、VISUAL EXCELLENCE AWARDなどを受賞した。
『SCHiM – スキム –』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに2024年配信予定だ。