疾走メカ改造アクション『BREAK ARTS III』発表。進化した自由自在カスタマイズ、愛機でコースや“フィールド”を駆け抜けて戦う

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは8月20日、「PLAYISM Game Show 2023.8.20」を放送。このなかで、MercuryStudioが手がける『BREAK ARTS III』を発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）で、配信時期は未定。

本作は、メカカスタマイズアクションゲーム『BREAK ARTS』シリーズの最新作だ。メカによるバトルレーシングで知られる同シリーズであるが、本作では“メカカスタマイズの総合競技”を掲げ、レースの枠を飛び越えたアクションゲームになるとのこと。

『BREAK ARTS III』では、試合に出場して賞金を稼ぎ、新たなモジュールやマシンの設計図をアンロック。そして自らのマシンをカスタマイズして、ふたたび試合に出場しライバルたちと戦う。試合ルールのひとつバトルレーシングでは、コースを走りレースしながら、バトルも同時にこなす。目の前を走る敵や後方から迫ってくる敵を攻撃し、シールドを削ることで走行を妨害できる。そしてレースの順位による点数と、撃破した・された回数を加味して最終的な順位が決定する。また、武器使用のない純粋なレースをおこなうルールも用意される。

バトルと呼ばれる試合ルールでは、決められたコースを走るレースではなく、自由にフィールドを駆け回ってライバルと戦闘を繰り広げることになる。撃破されると減点となるため、敵の攻撃をかわしつつ、戦果をあげるプレイが求められるだろう。これらの競技が実施されるステージは、地形・重力・気温などそれぞれ環境が異なり、どのようなマシンで出場すべきかプレイヤーの選択がカギを握る。

このほか、従来のモードとは異なるプレイ体験を味わえるというCo-opモードや、スコアアタックモードも搭載。スコアアタックにおいては、プレイヤーのテクニックとメカカスタマイズの最適解を目指すことになる。

マシンの性能を決定づけるメカカスタマイズの奥深さや、パーツの造形のカッコよさは本シリーズの大きな魅力。プレイヤーは、基礎フレームに設けられた数多くのコネクタにさまざまなモジュールを装着し、自分だけのマシンを創り出すことができる。本作では、可動するジョイントを使い、マシンの動作に連動してウイングを展開させるようなことも可能。ほかにも、マシンのモーション設定、オプションパーツ、カラーリング、使用する武器の弾種なども進化しているとのことだ。

また、メカカスタマイズに関連してジオラマモードが用意される。同モードでは、性能制限を気にせずにマシンを設計し、飾りつけができる。メカカスタマイズ要素は、前作では“底なし沼”とも呼ばれていたそうで、ファンにとってどっぷりハマれるモードとなりそうだ。

『BREAK ARTS III』は、PC（Steam）向けに開発中。配信時期は未定だ。なお本作は、9月1〜4日にアメリカ・シアトルで開催されるイベントPAX Westに出展予定。PLAYISMブースにてプレイアブルデモが初公開されるそうだ。