戦国オープンワールド・村づくりサバイバル『Sengoku Dynasty』Steamにて盛況スタート。開発元はユーザー体験の向上に集中、今後のロードマップ公開

パブリッシャーのToplitz Productionsは8月10日、Superkamiが手がけるオープンワールド・サバイバルゲーム『Sengoku Dynasty』の早期アクセス配信を、PC(Steam)向けに開始。さっそく多くのプレイヤーを獲得し盛況となっている。

パブリッシャーのToplitz Productionsは8月10日、Superkamiが手がけるオープンワールド・サバイバルゲーム『Sengoku Dynasty』の早期アクセス配信を、PC(Steam)向けに開始した。本作は、さっそく多くのプレイヤーを獲得し盛況となっている。

『Sengoku Dynasty』は、戦国時代の日本を舞台にしたオープンワールド・サバイバルゲームだ。村づくりやライフシミュレーションの要素も導入され、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。プレイヤーは、飢餓や戦で荒廃した土地に新たな集落を築く。

マップには自然溢れる環境が広がっており、探索して木材や鉱石などの資源収集をおこない、道具や武器、建物などをクラフトする。武器は、刀や槍、弓といった近接武器や遠距離武器をクラフトでき、集落を襲う者と戦う以外に、狩りをするためにも役立つ。建物に関しては、酒蔵などの特殊な施設も建設可能。そして住民たちに仕事を割り当てて経済を回し、集落をさらに発展させていくのだ。

本作は、Steamにて8月10日に早期アクセス配信が開始され、同時接続プレイヤー数はいきなり約8000人にまで到達。その後もじわじわと増加し、これまでのピーク時には9000人を超えた(SteamDB)。Steam全体で見るとトップ100に迫る数字であり、盛況であるといえる。本作の評価点としては、『Dynasty』シリーズの「いちから拠点を作っていく」サバイバルゲーム要素は健在。ストーリーのベースレベルから、海外作品としてはそれなりに戦国時代のテイストが味わえるのも魅力である。

一方で、ユーザーレビューでは本稿執筆時点で68%が好評とする「賛否両論」ステータス。各種バランス調整がまだ十分でないことや、コンテンツ不足、バグの多さなどが評価を下げる要因となっているようだ。好評レビューにおいても、今後への期待を込めての評価が多くみられる。


本作の今後に関しては、開発ロードマップが公開されている。それによると、まずはユーザーからのフィードバックを集め、バグを修正し、ユーザー体験の向上を図るところから始めるとのこと。開発元は、Steamの掲示板や本作のDiscordサーバーを通じて、どのような改善を望むのか具体的なフィードバックを送ってほしいと呼びかけている。

その後には、農業要素の実装や、新しいNPCの村、クエストなどを導入するアップデートが計画。ゲームプレイにさらなる深みをもたらすことが目的とのこと。さらに、キャラクターの成長要素や、信仰要素、女性キャラクターの追加、ゲーム開始時のキャラクタークラスの導入などをおこなうアップデートも配信予定。また将来的には、新しい武器や敵、戦闘技術、またより高度な経済や多様なNPC、家族の交流要素、恋愛要素、そしてマップの追加などもおこなっていくとのこと。

『Sengoku Dynasty』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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