娘育成シミュレーション『プリンセスメーカー2 リジェネレーション』発表、12月21日発売へ。グラフィックを高解像度かつオリジナル版に近いテイストにリニューアル

Bliss Brainは8月10日、育成シミュレーションゲーム『プリンセスメーカー2 リジェネレーション』を発表した。父となって娘を育てる育成シミュレーションゲーム『プリンセスメーカー2』の発売30周年を記念した作品だ。

株式会社Bliss Brainは8月10日、育成シミュレーションゲーム『プリンセスメーカー2 リジェネレーション』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5で、12月21日発売予定。価格は、ダウンロード版が3960円、Nintendo Switch/PS5向けパッケージ版が4400円。また、Nintendo Switch/PS5向けにはパッケージスペシャルパックも発売され、こちらは8580円(いずれも税込)となる。


『プリンセスメーカー2 リジェネレーション』は、父となって娘を育てる育成シミュレーションゲーム『プリンセスメーカー2』の発売30周年を記念した作品だ。初代となるPC-98版は1993年に発売され、その後多数プラットフォームに移植されてきた。シリーズのなかでもっとも人気があるという同作は、星から授かった娘の父親を体験する、シミュレーションタイプの子育てゲーム。プリンセスになることを夢見る娘は、10歳から18歳までの8年間、ゲームの中でさまざまな体験を積んで大人になっていく。そしてプレイヤーの育て方によって、千差万別の未来が待ち受ける。

本作は、2004年に発売された『プリンセスメーカー2 リファイン』をベースにしながら、特に重要なグラフィックについては、ガイナックスで本シリーズの制作を指揮しキャラクターデザインも手がけた赤井孝美氏の手により、オリジナルのPC-98版に近いテイストで描き直される。現代のゲーム環境に合わせて高解像度で描かれているとのこと。赤井氏は、グラフィックのリニューアルについては以前からやりたいと望んでいたそうだ。



また、米子ガイナックスが制作するオープニングアニメが追加。赤井氏が率いるチームによるアニメーションは、新しく「父」となるプレイヤーに「娘」との将来を感じてもらえるものになっているという。さらにゲームプレイにおいては、娘の状態を把握するためのパラメータを常に表示し、一目で娘の状態を確認できるように調整される。

そしてNintendo Switch/PS5向けに発売されるパッケージスペシャルパックには、赤井氏が描きおろした専用パッケージに、アートブック、5枚組サウンドトラックが同梱。アートブックには、本作のために描き下ろされたイラストはもちろん、その原画やオープニングムービーの絵コンテ、さらに過去のイラスト、インタビューも掲載。サウンドトラックには、PC-98版・DOS/V版・TOWNS版・リファインのサウンドトラックと、本作のためにアレンジされたバージョンが収録される。


プリンセスメーカー2 リジェネレーション』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5向けに12月21日発売予定だ。Nintendo Switch/PS5向けパッケージ版の予約受付は本日より開始されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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