Steam 3Dメトロイドヴァニア『Pseudoregalia』好評価スタート。ローポリゴンで描かれる怪しげな城を跳びまわる
デベロッパーrittzlerは7月29日、3Dメトロイドヴァニア『Pseudoregalia』をリリースした。対象プラットフォームはPC(Steam)。本作はリリース以降と高評価を集めており、本稿執筆時点でSteamストア上「話題の新作」タイトルのひとつとなっている。
『Pseudoregalia』は3Dアクションメトロイドヴァニアだ。プレイヤーは主人公Sybilとなり、歪な雰囲気を漂わせる城に閉じ込められている場面から物語は始まる。プレイヤーは城内で見つけた武器「Dream Breaker」を手に、襲い掛かる敵と戦いながらさまざまな秘密を解き明かし、この城にはびこる「疲れ果てた魂」たちを開放する冒険に出る。
本作はレトロなローポリゴンスタイルを採用している3Dアクションゲームだ。その一方主人公Sybilのアクションは非常に軽快。三角飛びやウォールスライドが可能なほか、一部のSybilの残像が発生するアクション・攻撃などもあり、一貫してアクションがスタイリッシュかつスピーディなものとなっている。こうしたアクション・攻撃は城内の探索する過程で獲得・強化されていき、なかには隠し通路(破壊可能な壁)の先に配置されたものも存在する。
本作はitch.ioにて開催されたGame Jam(指定期間中に参加者が単独/チームでゼロからゲームを作り品評会をおこなう企画)のMetroidvania Month 19参加作として開発されたとのこと。当該イベントにおいて最優秀評価を獲得したタイトルだ。今回のリリース後のSteamストア上においても、本稿執筆時点で616件中97%の高評価を得て「圧倒的に好評」のステータスを獲得している。
主な好評価の理由としては、キャラクターの移動面におけるアクションの爽快感があげられる。城内を探索する際に多用するであろうウォールスライドやスライディングジャンプといったアクションが、メトロイドヴァニアには欠かせない「移動」のフェーズをより楽しめるものとしているのだろう。
なお、本稿執筆時点のSteamストア上ニュースページにて、デベロッパーよりセーブデータに関するバグの存在が告知されている。一時的な対処方法もあわせて掲載されており、本作のローカルフォルダで特定ファイルを移動することで対処可能と報告されている。詳細はこちらより確認されたい。
『Pseudoregalia』はPC(Steam)で配信中、700円で購入可能だ。