ダーク三國死にゲー『Wo Long』2023年内ロードマップ公開。秋にかけて、アクション・RPG要素を中心とした攻略の幅の拡張を軸に大型バランス調整へ
コーエーテクモゲームスは7月31日、ダーク三國アクションRPG『Wo Long: Fallen Dynasty』の2023年内の今後のロードマップを公開した。本作は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。
『Wo Long: Fallen Dynasty』は、西暦184年・後漢末期の中国を舞台にするアクションRPGだ。開発はTeam NINJAが担当。本作にてプレイヤーは名もなき義勇兵となり、流麗に攻防が転じる中国武術をベースとした剣戟アクションを駆使し、超人的な武将や妖魔はびこる三国乱世の逆境に立ち向かう。これまでには、DLC第1弾「中原の争覇」も配信されている。
今回公開された年内のロードマップによると、まず8月には無料アップデートが配信され「ボスラッシュミッション」の第2弾が追加される。5月に配信された第1弾では登場しなかったボスを中心とした、新たな高難易度ミッションを追加する内容になるという。オンライン協力プレイも可能だ。
9月には、新エンドコンテンツとなる有料DLC第2弾「江東の小覇王」が配信。詳細は後日発表されるが、難易度追加とは別軸の新たなエンドコンテンツとなり、本作のテーマのひとつである“戦略性”を絡め、繰り返し遊べるコンテンツとして計画されているそうだ。新たな武器種やストーリー、ミッションなどが導入されることもうかがえる。
また、9月には無料アップデートも配信され、新仙術の導入のほか、同月発売予定のソウルライクアクションゲーム『Lies of P』とのコラボが実施。本作では、『NARAKA: BLADEPOINT』とのコラボ装備が以前配信されたが、それとはまた異なる施策を検討しているとのことだ。11月には『仁王』とのコラボも予定されている。
そして12月には、有料DLC第3弾「荊州の風雲」が配信予定。先述したDLC第2弾「江東の小覇王」でのエンドコンテンツを、より深く遊べるように拡張するような内容になるという。また、同じく新武器種や新ストーリーなどのコンテンツも用意される。
コンテンツの追加以外にも、8月から12月にかけてはバランス調整や機能改善などを目的とした無料アップデートが毎月配信される。開発元の方針としては、「アクション・RPGを中心とした攻略の幅の拡張」と「遊びやすさの改善」の2点を重要項目としているそうだ。
特に9月には、大型のバランス調整と機能拡張が予定されている。調整内容としては、アクションに関しては、既存武器種の個性強化・武技や氣勢の拡張・利用頻度の低い各種アクションの底上げ・アクションキャンセルのタイミング調整などが挙げられた。またRPGに関しては、利用頻度の低い特殊効果の性能調整・ステータス反映の見直しなどを予定し、さらに使い勝手の悪いUI操作やフローの見直しなどもおこなわれるとのこと。
このほか、本作のプロデューサー兼ディレクターの平山正和氏から、PC版の最適化と不具合修正について言及された。開発チームではそれらについて最優先項目として取り組んでいるという。ただ、各家庭におけるPC環境の組み合わせは数多くあり、発売以降チーム内のチェック環境の拡充も並行しておこなっているものの、開発現場での問題の再現や修正に時間を要してしまっているのが実情だそうだ。同氏は、引き続き改善に努めていくことを約束するとした。
『Wo Long: Fallen Dynasty』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。