人類防衛シューティング『Turret Rampage』発表。地下から迫りくる侵略者を相手に、タレット一基で孤軍奮闘

個人デベロッパーのKhud0は7月22日、『Turret Rampage』を発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）で、2023年配信予定。

『Turret Rampage』はタワーディフェンスの要素をもったシューティングゲームだ。プレイヤーは地上で生き残びている人類を守るべく設置されたタレット（固定砲台）最後の一基として、地下から迫りくる無数の侵略者たちを撃退していく。

プレイヤーが操作するタレットは、画面中央を縦に貫く軸に固定されている。プレイヤーは上下移動を駆使して、左右に伸びる通路から迫りくる敵を迎え撃つことになる。攻撃手段となる砲台は左右いずれか一方向しか向くことが出来ない。プレイヤーはこれらの制約の中で地上を目指して迫りくるインベーダーたちの波状攻撃を見極め、適切な順序で撃退していくことが求められる。

また、序盤に登場する侵略者たちは砲台による通常攻撃のみで撃退可能だが、ゲームが進行するにつれてさまざまな形状・特性をもった侵略者たちが続々とあらわれ難易度が上昇していく。しかし、タレットにも特殊な侵略者たちへの対抗策となる特殊兵器が用意されているという。

一例として、通常攻撃を無効化する敵については、銀の枷を射出可能な特殊兵器で捕縛できる。状況に応じて利用できる特殊兵器が設けられているようだ。後半で難易度が高まれば、上下左右に動き回りつつ攻撃手段を敵によって変更し手を変え品を変えと、大忙しなゲームプレイになることだろう。

デベロッパーKhud0として本作を手がけるのは個人開発者のIvan Zlobin氏。これまでに、“似た大量の図形のなかから特定の図形を探す”ゲーム『Trash Bomber』や、ラン&ジャンプゲーム『RunBean Galactic』など10本のタイトルを配信している。『Trash Bomber』については、本稿執筆時点でSteamユーザーレビュー 162件中95%の好評を得て「非常に好評」のステータスとなるなど高評価を受けている。

本作発表時のツイートにおいて同氏は、本作はTwitter上で見かけた素晴らしいドット絵アニメーションからインスパイアを受けていると語る。その出会いをきっかけとして、本作においてもずんぐりしたアートスタイルを選択したとのこと。

『Turret Rampage』はPC（Steam）向けに2023年配信予定だ。