世紀末グロ哀愁RPG『LISA: Definitive Edition』国内Nintendo Switch/PS4/PS5版発表、2023年後半に発売へ。高評価を得た『LISA』シリーズの決定版
Beep Japanは7月12日、Dingaling Productionsが手がけるポストアポカリプスRPG『LISA: Definitive Edition』のNintendo Switch/PS4/PS5版を、2023年後半に発売すると発表した。豪華特典付きの限定版も発売予定とのこと。
『LISA: Definitive Edition』は、2014年にPC(Steam)向けにリリースされ、現時点でユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを得ているポストアポカリプスRPG『LISA: The Painful』と、その続編となるDLC「LISA: The Joyful」の各決定版(Definitive Edition)をセットにした作品だ。
本作の舞台となるのは、オレイサと呼ばれる終末後の荒野。一見愛らしく、どこかおかしみを感じさせるこの世界は、その実、嫌悪に満ち、倫理は破綻している。本作にて主人公らは、女の子を救うべく、あるいは自分を不当に扱った世界に罰を与えるべくオレイサを探索することとなる。
横スクロールにて展開するゲームプレイにおいては、町やキャンプにて仲間を獲得。そして仲間を生かすために時に殴られ、時に手足を失い、時に非道な拷問を受けるなど犠牲を払うことになり、それがステータスや攻撃に影響を与える。また旅を進めるなかでは、オレイサのこと、自分の家族のこと、モンスターのこと、権力を握る男たちの真実が明らかになっていき、そして物語を徹底的に変える選択を強いられることで、自らの人間性と直面していくという。
【UPDATE 2023/7/12 19:24】
作品のあらすじを修正
決定版となるDefinitive Editionでは、バトルシステムのアップデートがおこなわれるほか、6つのワーロードスキル、新たなボーダーアートオーバーレイ、ミュージックプレイヤー、ペインレス(イージー)モード、新しい秘密の探索、たき火での会話などの新コンテンツおよび“悪夢”が追加。またビジュアルは120fps対応のHDグラフィックにリマスターされる。
そして何より、公式に日本語表示に対応することは本作の大きなトピックのひとつだろう。なお、本作のPC版などは7月18日に配信予定で、その日本語対応については後日おこなわれると案内されている。今回発表された国内Nintendo Switch/PS4/PS5版は、日本語対応の準備が整うのを待ってから発売されるということなのだろう。
『LISA: Definitive Edition』のNintendo Switch/PS4/PS5版は、2023年後半に発売予定だ。また海外販売元Serenity Forgeからは、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Xbox One/Xbox Series X|S版が7月18日に配信される。
なお、本作は7月14〜16日に京都市勧業館みやこめっせで開催されるインディーゲームの祭典「BitSummit Let’s Go!!」に出展され、ブースにて試遊が可能だそうだ。興味のある方は同イベントを訪れてみてはいかがだろうか。