Nintendo Switch『タイトー LDゲームコレクション』発表。往年のレーザーディスクゲーム『忍者ハヤテ』『宇宙戦艦ヤマト』『タイムギャル』をリマスター
タイトーは7月7日、『タイトー LDゲームコレクション』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、12月14日発売予定。価格は通常版が9680円、特装版が1万9580円(共に税込)。
また、7月11〜12日にAmazonにて開催されるセールのプライムデーにて、『宇宙戦艦ヤマト アーケードゲームエディション』が付属する本作の限定商品の予約受付が実施される。
『タイトー LDゲームコレクション』は、1980年代にリリースされたLDゲーム『忍者ハヤテ』『宇宙戦艦ヤマト』『タイムギャル』の3タイトルをHDリマスターし、ひとつのパッケージとしてNintendo Switch向けに移植した作品だ。LDゲームとは、記録媒体にレーザーディスク(LD)が採用されたゲームのことで、当時アーケード向けに展開。LDの特徴を活かして、当時のビデオゲームのグラフィックでは不可能だった、長時間にわたる実写やアニメーションの映像を表示できることが特徴だった。また、LD自体は80年代初頭から90年代にかけて、ビデオテープからディスクメディアへの過渡期に、当時としては高品質な映像・音声が楽しめるとして好事家向けに一定シェアを獲得していた記録媒体だ。
収録タイトルの『忍者ハヤテ』は、タイトーのレーザーディスク・アニメーションゲームの第1弾として1984年にアーケードで稼働。のちに家庭用ゲーム機などにも移植された。主人公のハヤテは、悪の忍者軍団にさらわれた姫を救うべく、単身で悪の忍者軍団の城に忍び込む。そこには無数に仕掛けられた罠、忍者軍団の強烈な連続攻撃、血に飢えた妖怪たちが待ち受けており、プレイヤーは方向キーとボタン入力によって攻撃や回避をおこなう。
『宇宙戦艦ヤマト』は、1985年にアーケードで稼働したタイトーのレーザーディスク・アニメーションゲームの第2弾作品。家庭用ゲーム機への移植は今回が初めてとなる。宇宙戦艦ヤマトにて4つの星系を攻略するコマンドシューティングであり、道中では迫りくる敵の攻撃を回避したり、敵を撃墜したりしてステージクリアを目指す。
そして『タイムギャル』は、1985年にアーケードで稼働し、のちに家庭用ゲーム機などにも移植されたアクションゲーム。歴史保安警察のエースであるタイムギャルこと主人公のレイカが、タイムマシンを強奪して過去の世界へ逃亡した未来の大悪党ルーダを追って、過去の時代へと遡っていく。オリジナル版のリリース当時にはレイカのキャラクターが人気を呼び、入力をミスした時のリアクションの種類の豊富さから、あえてミスをして楽しむという遊び方も流行ったという。
本作の特装版の限定特典には、資料集や映像ディスクなどが収録される。具体的には以下のとおりだ。
・タイトー LDゲームコレクション スペシャルブルーレイディスク
・タイトー LDゲームコレクション資料集
・「レイカ」復刻ミニスタンディ
・「タイムギャル」復刻ミニポスター 2種
・「忍者ハヤテ」復刻パンフレット
・タイトーLDゲームコレクション サウンドアプリ(シリアルコード付属)
・ゲーム「タイムギャル リバース」(シリアルコード付属)
『タイトー LDゲームコレクション』は、Nintendo Switch向けに12月14日発売予定だ。また、7月11〜12日に開催されるAmazonプライムデーでは、『宇宙戦艦ヤマト アーケードゲームエディション』が付属する本作の限定商品の予約受付が実施される。なお、同作は後日有料で販売される可能性があるそうだ。