廃墟高層都市サバイバル『Forever Skies』Steamにて好調スタート。毒で滅亡した地球上空、ビルを渡る飛行船で生き延びる

デベロッパーのFar From Homeは6月23日、サバイバルゲーム『Forever Skies』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さっそく多くのプレイヤーを集め好評を得ている。

デベロッパーのFar From Homeは6月23日、サバイバルゲーム『Forever Skies』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さっそく多くのプレイヤーを集め好評を得ている。

『Forever Skies』は、文明崩壊後の地球を舞台にした一人称視点のサバイバルゲームだ。本作の世界では地球規模の大災害が発生し、地表が有毒な塵の層で覆われた状態にある。そのためプレイヤーは、安全な上空で生活できるよう、飛行船を建造し拠点とする。廃墟となった高層ビルを探索して資源を集め、飛行船を建造・カスタマイズするのだ。

飛行船は拠点や移動手段としてだけでなく、さまざまな機械を設置し、新たなツールの開発や技術の研究なども可能。入手したアイテムをスキャンして失われた技術をリバースエンジニアリングしたり、食料や資源を獲得するための新たな手法を研究したりしながら、サバイバルをおこなうのだ。また探索においては、地表へと向かうこともできる。人が住めなくなったその地では、動物や植物が奇妙な進化を遂げており、病気治療に役立つウイルスなどを発見できることがあるとのこと。

早期アクセス配信が開始された現時点では、ストーリーミッションやサイドコンテンツ、飛行船のカスタマイズなどを含む、プレイ時間にして15時間分以上のボリュームのコンテンツが収録。今後大型アップデート配信を重ねながら、コンテンツをさらに拡充させていく計画だそうだ。


本作はリリースされてからまだ間もないものの、Steamのユーザーレビューでは現時点で87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。レビューでは、早期アクセス配信開始直後にしては、特に拠点構築関係のコンテンツが比較的充実していることや、ポテンシャルの高さを感じられること、また開発者がコミュニティと積極的に交流する姿勢を示していることなどが好評のようだ。ゲームプレイについては、『Raft』や『Subnautica』を彷彿とさせるといった意見もみられる。

一方、本作の同時接続プレイヤー数を確認すると、配信開始初日に約4400人まで到達(SteamDB)。大盛況というほどではないが、悪くない数字である。本作は、昨年配信された体験版が多くのプレイヤーに遊ばれ、また当時好評を得ていた(関連記事)。それが今回の好調な出足に繋がったともいえそうだ。


本作の早期アクセス配信期間はおよそ1年間が予定されており、今後3〜4か月ごとに大型アップデートを配信し、さらなるコンテンツを追加していく計画とのこと。内容としては、最大4人協力プレイや、戦闘要素、ストーリーコンテンツなどに言及されている。また小規模なアップデートも随時配信し、そのなかでは対応言語の追加やフルコントローラーサポートなどもおこなっていくとされている

『Forever Skies』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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