大規模マルチFPS『BattleBit Remastered』Steamにて大盛況。最大254人対戦対応、ローポリ兵士たちで戦場賑わう
デベロッパーのSgtOkiDokiは6月15日、オンラインマルチプレイFPS『BattleBit Remastered』の早期アクセス配信をPC(Steam)にて開始。さっそく多くのプレイヤーを集め、好評を得ている。
『BattleBit Remastered』は、ローポリゴングラフィックが採用されたオンラインマルチプレイFPSだ。1サーバーあたり最大254人のプレイヤーがサポートされ、現代戦をテーマにした大規模対戦を楽しめる。また32対32や64対64といった人数でのゲームモードも用意。プレイヤーは、アサルトやメディック、エンジニア、サポート、リコンといったクラスからキャラクターを選択して参加する。
現時点で17種類のマップが収録され、プレイヤーは戦車やヘリコプター、輸送機、海上車両などの車両も利用し、陸空海にまたがるバトルを展開。環境破壊要素が導入され、建物などは完全に破壊可能だという。また銃器は39種類収録されており、豊富なアタッチメントによるカスタマイズが可能だ。このほか、プレステージ可能なランクシステムなどもすでに実装されている。
また開発元からは、FPSゲーム用に強化されたネットコードや、高いティックレートパフォーマンス、eスポーツレベルの強固なアンチチート対策と積極的なモデレーションなど、競技性の高いゲームプレイを意識して開発していることもアピールされている。
本作は、プレイテストが1年以上にわたって断続的に実施され、一部で話題となり当時から非常に多くのプレイヤーを獲得。その勢いは今回早期アクセス配信が開始されてからも衰えることはなく、配信初日の同時接続プレイヤー数は一気に約3万人まで達した(SteamDB)。これはSteam全体で見てもトップ50以内に入る数字である。
また、Steamのユーザーレビューにはすでに約1700件の投稿があり、現時点でその内の90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。レビューでは『Battlefield』シリーズに言及する人が多く、本作はローポリゴングラフィックのかわいい見た目ながら、本格的な大規模対戦を楽しめる点などが高評価に繋がっている様子。また、PC動作環境の要件が比較的緩やかで、プレイを始めるうえでのハードルが低いことも歓迎されている。
『BattleBit Remastered』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。今後さらに開発が進められていくなかでは、新たな武器やマップ、車両、ゲームモードなどのコンテンツの追加や、チームワーク要素の強化、ゲーム体験のコア要素の向上などが計画されている。