サイバーパンク格闘家育成ゲーム『Punch Club 2: Fast Forward』7月20日配信へ、日本語対応。トレーニング・生活を管理し、最強ファイターに育て上げる
パブリッシャーのtinyBuildは6月12日、Lazy Bear Gamesが手がけるファイター管理シミュレーションゲーム『Punch Club 2: Fast Forward』を、7月20日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。少なくともSteamとXboxでは、時差の関係で7月21日に国内配信されるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。
『Punch Club 2: Fast Forward』は、2016年のリリースされた『Punch Club』の続編となるファイター管理シミュレーションゲームだ。舞台となるのは、1980〜90年代のノスタルジックな雰囲気をもつ近未来のサイバーパンク世界。横暴な母親のガレージで窮屈な生活を送っていた主人公は、ファイターとして成り上がることを目指す。また、主人公の家族に秘められた過去を暴くことも目的となるようだ。
本作にてプレイヤーは、主人公の日常生活から睡眠、そしてトレーニングまであらゆる面を管理しながら、最強のファイターへと育て上げる。主人公にはさまざまなステータスが存在し、たとえば基本となる体力・エネルギー・空腹度は、トレーニングや試合、仕事などをすることで低下し、食事や休息などによって上昇。あらゆる行動の効率が上がる怒りステータスは、休息や仕事によって低下し、試合に勝利したり特定の食事をしたりすることで上昇する。本作では、各ステータスのバランスを上手く取るように管理することが重要になるという。
主人公にはさまざまな格闘スタイルが用意されており、アンロックすることで、その格闘スタイルならではの攻撃・防御アクションなどを利用できるようになる。さらに、各格闘スタイルには複数のサブスタイルが存在し、サブスタイルを通じて新たなアクションを習得させ、格闘スタイルをより特化させていくことが可能とのことだ。
試合をおこなうには参加登録が必要で、開催までには数日の期間がある。この間に主人公のコンディションを整えるのだ。短時間でトレーニングできるニューロトレーニングをおこなうもよし、ゆっくり休息を取るもよし、マッサージ師に怪我の手当てをしてもらうもよし。対戦相手を偵察し手の内を探ることもできる。そして体力や怒りステータスが十分だと思った頃合いに、参加期限内に間に合うようリングに飛び込もう。
試合は、攻撃及び防御にアクションポイントとスタミナを消費しながらのターン制で進行。そしてスタミナが切れるとノックダウンに繋がる。ノックダウンを避けるためには、アクションを調整したり体力回復に努めたりなどの工夫が求められるそうだ。また、対戦相手はラウンドごとに行動パターンを変えてくるため状況に応じた戦略も重要になる。
トーナメントを勝ち進むことで、GPP(Good Person Points・善良な人間ポイント)を獲得。格闘スタイルに取り入れられるアクションを追加させることができる。また、本作ではお金を稼ぐために仕事をする必要もあり、仕事を通じてもGPPを得られるという。そうして個性豊かなNPCと交流するなかで物語も進行し、プレイヤーの選択によってさまざま分岐していくとのこと。
『Punch Club 2: Fast Forward』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに7月20日配信予定。Steam/Xboxでは7月21日に国内配信となるようだ。価格はPC版が2300円、コンソール版が2350円となっている。